継続のメリットは「自分だけのお守り」を作れるようになること

3:40 執筆スタート

おはようございます。ここまできました。

継続するメリットって何があるんでしょう?思いつきます?自己成長とか?自信がつくとか?ファンが増えるとか?忍耐力が高まるとか。まあ、いろいろ聞いたことがあるし、皆さんもそれぞれ思うところがあると思うんですよね。

自分は、継続しても成長したとか思わなかったです。想定していた自信はついていません。躁鬱ですから。躁の時は自信まんまん。鬱の時は自己否定の嵐です。だから、安定して自信はありません。

すこし変わった角度で自信はつきましたが、すこし捻くれているというか。それって、自信って言っていいの?っていう賛否両論ある自信なので、あまり口に出せません。

でも、原稿用紙10枚を手書きで書くのをなんとか継続させてみよう。そう思って8ヶ月。鬱の時も躁の時も、なんとかやってきました。で、今朝ようやく自分の中でしっくりくるのが見つかったのでシェアします。

継続するって、自分専用のお守りを作ることだったんです。いきなり意味わかりませんよね?順を追って話します。

まず私は、原稿用紙10枚を手書きで書いています。きっかけは坂口恭平さんの「継続するコツ」を読んでからです。よくわからないけど楽しく思えたし。いままでみたことのないコツが書かれていて。このコツが面白くて何度読んでも、ちっともわからないんですよ。

もしかしてこれかなぁ?というのはあるんですけど。終始自分の世界の楽しいから続けなよー。というスパイラルに巻き込んでいく形なので。なんなのかはよくわからないんです。

そんなこと書いていいの?って思われてしまうかもしれませんが。ご本人も本の中で書いてらっしゃいますので、まぁいいかな。と思っています。

この本を読んでも継続するコツは頭で理解できません。体で理解する。雰囲気を味わう。自分もやってみたくなる。という本です。口では説明しにくいし、今のところ手放さない本のトップ10に入る本なので、ぜひ読んでほしいです。

それをきっかけに、「継続するコツ」でよくわからなかった部分を、自分の中で理解するため、より深く、しっくりくる表現を見つけるために原稿用紙を10枚手書きで書くということを始めました。

坂口恭平さんは、Macbookで立ちながら書いているそうです。やってみたんですけど、今の自分にパソコンは合わなかったので、手書きでやることにしました。文量はこの本を参考にしています。どんな形でもいいから10枚書くと決めているとあったので。

ペンはフリクションを使っています。で、このフリクションが「自分だけのお守り」になるんです。写真を載せますね。


この消すとこ。わかります?信じられないくらい削れているでしょ。自分でも笑っちゃいます。なんか、鋭利ですよね。これ、半年間使っていたらこうなったんです。実物触るともっとインパクトがあります。

書き終わった原稿用紙は、Scanをとってパソコンに保存したら、そのまま段ボールの中にバンバン入れてしまっています。だから、忘れていることもある。でも、このフリクションはずっと使っているので忘れることはありません。

何を覚えているのか?「自分が原稿に書いた時間」です。朝一番にこの原稿を書いています。半分寝ぼけながら、なんとなく書いてよかったなと思えることを書き連ねています。10枚の最後の言葉は、どんだけしんどくても、今日もいい原稿をかけた。と言い切るようにしています。

つまり、自分がどうにか幸せな時間にしようと足掻いた結晶なんです。フリクションを使う時っていうのは、単なる書き損じの時だけではありません。自分でしっくりしない言葉はすぐ消す。三文字くらいであれば、さっと消しちゃいます。

あとは、「あ、カッコつけた。無理やり自分を言いくるめた」という時も消します。その気持ちが浮かんだ時に、すぐ引き返すようにフリクションを使います。

自分に正直であり、かつ幸せになろうと努力した時間と引き換えに、フリクションのラバーはどんどん消えていきます。rubberですが、Loverと言ってもいいかもしれません。

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