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田舎暮らしとテレワーク

大学、仕事と首都圏で過ごし
生活スピードが倍速だった毎日。

10年前この町に戻り、ゆったりと静かな田舎時間に時差ボケを感じたのを今でも覚えています。結婚し子ども3人に恵まれ、この環境が本当に尊いなと感じました。

一方で直面したのは周りに子どもが少ないということでした。

児童館に子どもを連れて行っても貸切状態…
子どもたち同士、ママ同士の交流がほしかった私は近隣市の児童館へ子どもを連れて行ったりしていました。

親友のほとんどが、結婚や仕事で県外海外に住みなかなか会えないこともあり、人恋しさを感じたり、1社会人として、1女性として、時代や社会から遠のいていってしまうようなそんな悶々とした時期もありました。

長女の入園を機に、仕事を見つけてみようと下の子を連れてハローワークへ…

私:「子ども連れでも大丈夫なお仕事はありますか?在宅でもいいのですが。」

職員の方:「なかなか在宅のお仕事やお子さん連れでも大丈夫なところはないですね…。更新されているか調べてみますね。」(パソコンで検索)

職員の方:「〇〇市に1件ありましたが…(高速で1時間位)厳しいですよね。あともう1件は……
(検索結果の紙をジーっと凝視しながら)
私も長年ハローワークにいますが初めて見ました。」

手渡されたのは

スピリチュアルカウンセラー(在宅可)

おおーー!!
それも時給がいい!

私:「私全くスピリチュアル能力も経験もないのですがw できるものなのですかね…?」

職員の方: 「んー経験も資格も不問とあるので…聞いてみますか?」


私:「いや…結構ですw」

記念にその紙をいただいて帰りました。

子ども連れ
在宅
フレキシブルに…

都市部に住んでいる人や
手に職がある人
IT系の人でないと、このような条件は叶わなそうだなと諦めた日でした。

『テレワーク』

初めて耳にしたのはちょうどそんな時
(コロナよりもっと昔の6年前…)

私の住む町で、テレワーク事業がスタートし、町民ワーカーの募集説明会に参加した時でした。

“テレフォン ワーク”の略称でテレワーク?
電話のお仕事かしら…
とはじめは思いました。

本当は

「tele = 離れた所」と「work = 働く」
をあわせた造語
情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した
場所や時間にとらわれない柔軟な働き方

子ども連れでもOK
在宅でもOK

働く時間もフレキシブル

まさに求めていた働き方でした!

すぐにワーカー登録をして研修やお仕事をさせていただけるようになりました。
(研修、お仕事の話はまた次回に😊)

仲間もできました!
同じように子育て中であったり、介護中であったり、農業など他の仕事との兼業であったり…
背景はさまざまですが

町内テレワークセンターに集まり
研修や仕事を通し、コミュニケーション、情報交換の場が増えました

テレワークの働き方は
田舎町にとって雇用創出だけでなくコミュニティとしても作用し人と人が繋がるきっかけのひとつとなりました。

地方がユートピアになる時代⁈

通勤ストレスゼロ!
家賃土地代が安い!
災害の心配少!
豊富な地域課題!

地方には可能性があります。

都市部に依存するのではなく
これからは
都会の問題を解決できるのは地方だと思います。

2025年
今より1割の人が働けなくなっているといわれています。
※リモートワークスwork model 2030シュミレーションより

どこでもできる仕事
どこにいてもできる仕事
ならば
“ここでしかできない暮らし”
を地方で探してみるのもアリかなと

住みたい街
そこに仕事、働き方がついてくる…

そういう街や働き方が増えていけば
きっと日本はもっと元気に豊かになるのかな
と感じています。

#テレワーク #田舎暮らし #働き方の選択 #豊かさ #地方から日本を元気に #自分にとって大切なこと

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