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大盛況!あいち炭やきの会総会 記念講演会

午前中に令和5年度の総会を無事執り行いました。
有意義な意見交換ができたかと思います。

熊本から日本の炭焼きの第一人者である末廣勝也さんにもお越しくださいました。末廣さんのご活躍は日本にとどまらず、全世界15カ国以上もの国への炭焼き伝導も行っております。

日本炭焼き第一人者の末廣勝也さまが熊本より駆けつけてくださいました。


あいち炭やきの会のメンバーとも、かつての台湾・中国炭焼き研修の思い出話に花が咲いていました。

新会長として、私箕浦希奈も正式に会に承認していただきました。
来年度からさらなる会の発展へ寄与できますように、精進してまいります!

午後からは記念講演会「再生農業が地球を救う!」を開催。130名もの方々にご来場いただき、大盛況の会となりました。

満員のご来場ありがとうございました。

ご来賓には大府市長にもお越しいただきました。
大府市は有機農業に力を入れており、有機農産物の学校給食導入などを達成しています。ご挨拶のみならず最後まで熱心にお話し聞いていただけました。長い時間ありがとうございました!

有機農業に力を入れる大府市市長。

そして一部の講演では自然栽培・有機農業の世界では知らないものはいない、松澤先生・野中先生のお二人にお話を伺いました。

新城市福津農園の松澤先生。画面に映るのは福津農園の豊かな山間。
作物の周縁にはりめぐらされる関係者を説明する松澤先生。これを耕すとどうなるか?不耕起栽培の合理性についてよくわかるお話でした。
豊田市の自然栽培実践者、野中先生。無肥料でも8年間高品質なお米ができ続けていると説明。
自然栽培の野菜や果実は腐らずに枯れていく。化成肥料や余分な肥料がもたらすデメリットに深くうなずけました。

お二人とも大変興味深い内容で、農業にまつわるさまざまな固定概念が崩れていくような革新的なお話しをしていただきました。

共通されていたのは自然の営みそのものをよく観察し、その壮大な循環の中に、どう人間が小さな循環の一部となって共存させてもらえるのかを考えれば、自ずと環境にも人間の健康にも還元されるような作物ができていくということでした。観客の皆様もそれぞれの立場から新たなインスピレーションを受けるような内容だったと思います。

一部と二部の間には、母良田 富蔵さまにオカリナの演奏をしていただきました。マイクなしとは思えない、会場全体に響き渡る音色は圧巻。会の趣旨にそった選曲とお話、大変感動いたしました。ありがとうございました。

オカリナプロ演奏家の母良田氏。世界で唯一のガラスのオカリナを演奏してくださいました。

二部には講師のお二人に、愛知県大府市の市民団体Farm to Tableの望月さんを加えて、パネルディスカッションを行いました。

パネルディスカッションの様子。左から炭やきの会会長箕浦、Farm to Table 代表 望月氏、野中氏、松澤氏

再生農業を進めていくためには、まだまだたくさんの壁が立ちはだかります。ですが農業に携わるもの、消費者、その立場をとびこえた協働、さまざまな可能性が交差して可能性の絵を描けるようなお話が伺えました。

ご登壇いただいた皆様と記念撮影。

会の終了後、ご来場の皆様より大絶賛のお言葉もお寄せいただきました。
また機会があればご紹介させていただきたいと思います。

たくさんの方のご協力によって無事に開催することができました。
本当にありがとうございます!
この場をお借りして改めてお礼申し上げます。

あいち炭やきの会
代表 箕浦希奈

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また講演会の様子は 7月24日(水)17時より知多メディアスで放送予定です。ぜひご覧ください!

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