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【本要約】君に友だちはいらない



『君に友だちはいらない』-瀧本哲司

この本はチームづくりの際に必要なコトや、よいチームとは一体どういうものなのかが書かれた本です👍


まずはじめに、「コモディティ」って聞いたことありますか?これは一般的には“商品”や“役に立つ物”という意味があり、現代では技術が発達したことで私たちの生活をとても豊かにしてくれる物が増えましたよね📱💻🖥🖨

しかし、物だけではなくこのコモディティ化が私たちにも起こっている、というのが本書で述べられています👥

特に会社という組織では、私たちは「個」としてではなく社員の一人として会社にとっては便利な労働力に過ぎません⚙️

最近では個性を認める風潮が徐々に出来てきているものの、それと同時にまだまだこのコモディティ化は進んでいるのが現実です📈


本書では、私たちがコモディティとしてではなく“自分”として活躍していく為によいチームを作る、ということで今回はこれについてまとめていきます❗️



◆よいチームとは
-チームってたくさんありますが、実は“よいチーム”というのはとても少ないんですね。

じゃあ一体よいチームってどういうの?という点で本書では条件が5点挙げられています🖐

〈よいチームの条件〉
・少人数であること👥
・互いのスキルを補えること🤝
・共通の目的とそれに対する責任感がメンバーにあること
・互いに知識や情報を共有して問題解決ができること🗣
・メンバーへの相互責任感があること

以上が条件です。


それでは、自分もよいチームを作りたい!入りたい!という方は具体的に何をすればよいのでしょう?


◆よいチームのメンバーに出会う
-現代ではサロンやコミュニティというものが発達しているので、まさか!そのオフ会?交流会かなあ?と思われる方も多いとは思います💭


しかし、意外とよいチームのメンバーって自分の近くにいるものなんですね💡


本書では、自分の人生の今までの軌跡 にこういったメンバーはいる!と述べられています🌟


どうですか?ちらっと顔が浮かぶ方はいますか?😆
もしかしたらその方、未来のメンバーかもしれないですね!✨


◆ラベリングをする
-「ラベリング」って聞いたことありますか?🗂これは自分がどういう者か、を人に紹介するときに効果的な手法なのですが、

例えば、
「私は研究者タイプのような性格で、数字やデータを扱うことが得意です。分析なら誰にも負けません🔥」
と、この場合では“研究者タイプ🔍”とラベリングします。

そうすると周りからの認識は、あの人は研究者、あの人は研究者、、、👨‍🔬と印象づけられ
数字やデータに関連する事で困った時はその人に頼むでしょう☝️

また、仮にそれほどそのスキルに秀でていなかったとしても自分の言葉にも周囲にも強制力をかけることで、いつしか本当に得意になれたりします🧠


このラベリングという手法は、シチュエーションによって使い分ける事が効果的みたいです🧑‍💻👩‍🔬🥷🧙👨‍⚖️



◆自分軸でのマイストーリーづくり
-そしてラベリングと組み合わせて有効になってくるのが、自分を語ること🗣
人ってドラマや映画、小説でも王道ストーリーが好きという傾向がありますよね👑

自分のことを語る際も、この王道ストーリーに沿って作っていけばバッチリです👍

主に流れは以下の通りです。

①間違った過去
②イベント(ハプニングのような)
 これ、最近思ったのですが人って体調を崩した時に
 大きな行動を起こしやすいですよね。そういった方
 が多い気がします!(自分も(笑))

③心境の変化
④行動
⑤結果

皆さんもこれらに沿って自分だけの王道!テッパン!マイストーリーを作ってみてください!
そして多くの人に話してみてください👍




◆チームに必要な人とは
-冒頭では、よいチームとはなにかを説明しましたがここではメンバーについて説明していきます。

これ、私がこの記事を書く上で参考にさせていただいた方の例えが面白いのですが🤣

必要な人物たちは以下の通りです。

・勇者:まさしくリーダー⚔️目的達成に向けて誰よりも大きな責任が持てる人🔥

・魔法使い:チームにとってメンターや支援者、アドバイザーのような役割を持つ人。勉強が好きなので、知性を使って他メンバーに新しい見方を与えてくれます。参考人物はダンブルドア🧙🏻‍♂(笑)

・エルフ:常に冷静かつ客観的に物事を見れる人🧊
チームが焦っていてもこの人は数歩下がって状況判断し、的確にアドバイスができる!参考人物はハーマイオニー👩‍🎓

・ドワーフ:チームに対して忠誠心を持つことができる人。チーム全体の雰囲気を見ることができ、状況に応じてコントロールする。勇者にとって相棒のような存在。参考人物はロン🧑🏻‍🦰

・トリックスター:いつもはダメダメ、というかトラブルメーカー😅しかしここぞという時にキーパーソンとなり得る人🗝



ハリーポッターってどうしてこういった時に例として使われることが多いんでしょう🤣すごくわかりやすいけども!!!(笑)



という感じで、こういった人物を集めていくと最強のアベンジャーズのような“よいチーム”が出来上がるみたいです🤩




注意したい点は、チームってある目標達成のために作られる組織なので、その目標を達成したら解散するのが基本みたいです☝️

ラベリングの部分でも述べたようにシチュエーションによって自分の役割も変わってくると思いますし、もちろんメンバー構成も変わってきますよね!


この本の著者は、もともとマッキンゼーで働いていたみたいでその時に学んだことが基となったチームづくりに関する一冊でした📘


⁡ この記事を読んでくたさった方、なにかの参考・きっかけになれば幸いです🌱
ここまで読んでいただき、ありがとうございました😊








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