見出し画像

もようがえ歴

こんにちは、aicafeです。
40代、人生時計で14:00頃に差し掛かったところです。
これからの人生の午後の時間の過ごし方を模索中です。

わたしは家の中のことを整えることが、幼い頃から好きでした。
母親の買うインテリア雑誌を読み耽り、雑誌「私の部屋づくり」を愛読する子供でした。

「お部屋のもようがえ」という小学生向けの部屋づくりハウツー本も、大事に読んでいました。
DIYや、今ある物を工夫して、いかに心地よく、その時の自分のムードに合う空間に変えるか、マンガ調で紹介する内容でした。その本を参考に、自分の部屋の一角を「アメリカン」「カントリー調」「モノトーン・モダン」などテーマに沿って雰囲気を変えて楽しんでいました。

「アメリカン」は、青・赤・白という星条旗の色調に星柄やストライプ柄を用いた部屋づくりのことで、当時持っていたディズニーの大きなバスタオルでカラーボックスを包んだり、家にあった星条旗柄の布を使ってクッションを手作りしたりしました。「カントリー調」は、白っぽい布で家具を覆って、籐の籠を飾り、「モノトーン」は、白黒の暖簾風の布があったのでそれで本棚を覆ったりしていました。

部屋が「アメリカン」だと明るく元気な雰囲気、「カントリー調」だと安心する感じ、「モノトーン」は大人っぽい。小さな工夫で、空間がこんなに変化して、気持ちまで変わるのだと知りました。
当時は弟と相部屋だったので、工夫できたのはほんのわずかなコーナーだけでしたが、それでも模様替えをしては心を躍らせていました。

そこから、様々な家を経て、今の家に至ります。
今の家は、白い壁にこげ茶のフローリングの空間です。
そこに、白やベージュ系の木製の家具を中心に配置して、赤・青・黒などの色をアクセントにインテリアを整えています。

昼間レースカーテンをロールアップすると、窓の外の緑の木立が見えるので、それを借景して室内にグリーンを取り入れています。

壁には、これまでに住んだ国の景色を描いた線画アートを飾り、腰高の棚や窓辺に、海外で買ってきた雑貨やお皿、母から譲り受けた花瓶やプレート、装丁の美しい洋書などをレイアウトしています。

幼い頃は家の中を整える技術も、空間も、資金もありませんでした。
大人になり、自分のこころゆくまでインテリアを楽しめることに喜びを感じています。

わたしが、家の中を整えることが好きになったきっかけについては、次回、書きたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?