否定の伝え方
最近オープンしたサロンの内装やインテリアは意外と好き勝手僕がやらせて頂いているのだが、プロでもなんでもないので、買ってみては失敗して使えませんでした。的なコトがしょっちゅうある。
昨日もそれで、たまたまふらっと立ち寄ったインテリアショップで見つけたランプシェードが素敵すぎて即買いしてしまった。
お店の雰囲気にもバッチリだと思ったし、
ワクワクして実際にお店に戻り、早速取りつけてみた所、事件が起こった。
「何これ」
スタッフからの冷ややかな声。
あれ。おかしいなぁ。バッチリのはずだったのに。。
なんか思っていたのとは違う。。
しかし、別に安い買い物でもなかった手前、
「いや場所が悪いかなぁ」「もうちょっと違うバランスならいけそうだなぁ」
と、スタッフを横目に頑張ってみせる。
そんな中、たまたまスタッフの先輩で、よく僕の家にも遊びに来ていた子が、僕のどんよりした心を救ってくれた。
雰囲気に合うように、あぁでもないこうでもないとやっている僕に向かって、
「あ、それめちゃくちゃ良くなった!」
とか、「え、質感ぴったりじゃん」とか
肯定をしてくれたのだ。
心のどこかで若干諦めムードだった自分には
その肯定コメントでかなり心が楽になった。
否定からは何も生まれないなんて言葉は、
意外に心のあり方を指すのかもしれない。
今回の件で自分ってどうだったっけと振り返るきっかけになった。
多分僕は後輩に対して素直な感想をそのまま伝えるタイプだ。
例えば作品撮りを評価する時、何が良くて、何が良くなかったのか。
なるべくその時に感じた情報を伝えるようにしている。
自分の中ではきちんと肯定、否定を混ぜるコトを意識していたのだが、
今回の学びは『否定の伝え方』のアップデートが大切なんだという事だ。
言語化すると
【否定した部分を気持ちよく受け入れ、気持ちよく改善したい】と思わせられる伝え方がいい。
そうなると、必要なのは改善策を大なり小なり添える事ではないだろうか。
今この道は間違っている。でもこの道に進めば少なくとも行きたい方角には進むコトができるよ。でもその道をそのまま行く必要はなくて、自分で道を探したいのであればそれもいいと思う。どちらにせよ応援します
そんな伝え方がいいのかもしれない。
今回勉強させてもらったことだ。
ちなみに、今回のランプシェードはお蔵入りになりそうだ笑。
反省。。
衝動買いはほどほどに。
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