自分を棚にあげて人をたたく


SNS上でよく見る
『他店で失敗カット、失敗カラーされてしまった。これは可哀想』
ってくだりからの、『ここまで直しました!』
っていう内容の投稿。すごいマウント取って上げてるけど、失敗と成功の定義ってなんなんだろうか。

SNSでのマーケティング、ブランディングも『品』みたいなものがでてくるもんだなとおもってしまう。




そもそも僕ら美容師の1番の目的は、
上手くカットする事より、綺麗なカラーするより『お客様が喜んでくれること』
で、間違いはない

そして要望を叶える前提に、美容師として色々と提案をさせてもらう

人それぞれに違う顔がついているので、
そもそもカットに正解なんてものはない

もちろんベーシックは何パターンか型があって
それを最初は基礎として覚えていく。そもそれはあくまで型の一つであって、
美容師のカット技術の型の正解ではあっても、
お客様の要望の正解では無いって事た。


それを踏まえた上で、
『失敗カット』っていい切る理由は何だろうか。

もし、そのあなたがいう失敗カットのお客様が悲しんでいるとしても、
そのカットをみんなにひけらかして、
僕がなおしてあげました!

という対応は正解なんだろうか。

だったらそこまで上から目線で、SNS上で公開処刑する美容師さんは
さぞかし、すべてのお客様が100%リピートしてくれて、さぞかし誰もが満足してくれるような技術を持っているのだろう

マウント取って、誰かの失敗を公開して、
ワーワー言う暇があるなら、
自分の打率あげられる努力してるほうが
よっぽどお客さんは喜ぶと思う。


それを言っていいのは、打率10割の人だけだし、
そもそもそんな人は、自分を棚に上げて人の失敗を公開したりはしない。
だってひとを100%喜ばす才能を持った人でしょ?
そのマウント行為は自分だけしか気持ちよくなれない事を知ってるからね。

ちょっと毒っ気出してごめんなさい


この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?