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『推し活』を心地よく続けるための心がけ

皆さんには『推し』がいますか?

私は幼少期から可愛い女の子が大好きで、あまり頻繁に現場に行くほどではなくとも人生のほとんどに『推し』という存在がありました。

近年で、『推し活』というワードをよく目にするようになり推しを応援するための『推し活グッズ』といわれるものまで商品化されています。

一方、『推し活』が身近な世の中では『推し疲れ』という言葉もよく聞きます。
推し疲れとは、推しを応援していたはずがいつのまにか義務的になっていたり周りのファン同士との人間関係がストレスになっていたりして疲れてしまう現象のことです。

せっかく好きになったのにもったいないなぁと感じつつ、気持ちはわからないこともないなぁとも思うので今回のnoteでは生まれてから半分以上の時間、疲れる暇なく推しからパワーを貰い続けた私が『自分を守るための幸せな推し活』について綴っていこうと思います。

少しでも参考になったら嬉しいです。

① 無理に人間関係を作らなくてOK

私はあまり『推し疲れ』を感じたことがなく、後ほど述べますが推しから冷めるというわけでも嫌いになるわけでもなく、私自身が降りどきだなと感じたタイミングで完全にイベントも行かなくなります。正直キッパリしている方だと思います。

あっさりしすぎていて冷たく感じるかもしれませんが、そうなるまでは推しにはパワーしか貰わないし、疲れていても推しに会えば元気フルマックスになります(笑)

推し活をする上であってはならないトラブル、契約違反やスキャンダルなど様々な理由で推し疲れを感じることもあるでしょうが、より多くの推し疲れで悩んでる方の一例として、『推し周りの人間関係』が原因なパターンがあります。

例えば共通の推しを通じて友達ができたのは良いけど、段々友達グループの規模が大きくなってくると合わない人間関係が出来上がっってしまったり、苦手な人ができて距離を置きたいけど推し活の現場に行けば会ってしまうから行きづらい…なんてことも。

時には「私の方が知ってる」「私の方がずっと前から応援してた!」などマウント合戦が始まったり、応援が義務的になってしまったり…。

『推し』という共通の趣味があり集まったからといって、みんながみんな自分と波長が人とは限りません。

同じ推しを応援しているからといって、全員と仲良くしなくてもいいし全員と仲良くなれるわけではないです。なぜなら、相手側も対抗意識を燃やしている可能性だってあるから。

推しが共通していたとしても、熱量や考え方はそれぞれで

・ 一切お金をかけずに推している人(在宅などで映像を見て楽しんでいる)
・ 他にも推しがいて、同時に推している人
・イベントは絶対に何が何でも行きたい人
・友達を作って情報を共有したり共感し合いたい人
・同担拒否(同じものを推してる人と関わりたくない人)

このような感じで好きの度合いも違えば、はなから関わりを持ちたくない人もいます。

今やSNSも主流ですし、軽い気持ちで発言したことがすぐに拡散されたり嬉しい出来事を記録としてポストしたものが『マウント』のように捉えられて嫉妬されたり、その逆も然りで病んでしまったり。。。

ここで私が助言していたいのは『全ての行為(イベントに行くことやSNSでの発信)は推しを応援したくてやっていることということを忘れないでほしい。』ということ。


友達を作りたくて推し活をしているわけでないならば、周りの人との関わりはゼロでOK!
推しと自分だけの間で完結させたほうが圧倒的に楽になります。

私なりのマイルールを紹介します♩

・同じ熱量じゃないということを理解しておく
・一定の距離を保つ
・深入りしない( 職業や年齢など詳しく聞かない。自ら発さない )
・現場で毎回会う約束はしない

推し活をやる上で一番やりやすいSNSコンテンツといえばX (Twitter)ですが、今やSNSで交流した人と実際に現場で会うこともできます。むしろ推し活界隈といえば、そこから生まれる人間関係がメインなのではないでしょうか。



② 推しに見返りを求めないこと


私が実際に目撃したとある現場での出来事。

無料のサインファンサがあり、全員にサインはできないものの顔を出してくれたメンバーに対して若い女の子達が「なんで私にサインくれないの??無理!!」と叫んでいたのを見かけました。

推しと呼ばれている側の活動者にもいろんなタイプの人がいます。
『神対応な人』『適度にファンサをする人』『絶対にファンサをしない人』『お金を積んだ分だけファンサに対応する人』『塩対応が売りの人』など人によって対応は様々です。

ですが一貫して言えることは、『推しは私たちに夢を与えてくれる存在』であって、私たちはそのお礼としてお金を払ったりグッズを買って応援したりしているのです。もちろん応援という認識で会いに行くわけでなく、会いたいから会いに行くのですが結果としてそれが応援になっています。

つまり、需要と供給は十分成り立っているのです。

だから推しに見返りを求めたらそれは『応援』とは言えません。


③ 推し側からすれば真っ赤な他人

私の性格上、一度沼にハマるとなかなか抜け出せず熱狂的になってしまいます。

そんな私が、絶対に忘れてはいけない・忘れたくない心がけがあります。
それは『どれだけ推していようが推しからすれば私は真っ赤っかな他人ということを忘れてはいけない』ということ。


応援する上で、私は毎日見ているし毎日推しのことは考えるし勝手に親しみを感じているけど、たとえ遠くまで応援しに行こうがどれだけグッズを大量に集めようが、推し側からすると正真正銘の真っ赤っかな他人ということは肝に銘じておかなければならない。

推しとの距離感だけはバグらないようにだけ気をつけています。

推しとの距離感がバグってしまうからこそ、見返りを求めてしまうし問題は起きるだろうし、本当に良いことは起きません。

私がこの価値観で過ごすために大切にしていることを紹介します。

① 常にリスペクトの気持ちを持つ
② プライベートには一切触れない
③ 出待ちなどをしない(プライベートな時間を邪魔しない)
④ 推し側は私のことを『知らない人』だという認識を持つ

当たり前すぎて今や無意識的になっていますが、この機会に考えて書き出してみるとどれも重要なことだと再確認できました。

特に③や④は現場外のプライベートな場面で、絶対に邪魔をしないということ。
冷たい言い方になりますが、推し側は私のことを『知らない』し『興味がない』という認識を持ってプライベート中に、絶対にいきなり話しかけたりしないこと。

推しには普段夢を与えてもらっている分、プライベートでのびのびとしてほしいものですね。


④ 推しのアンチには一切触れない


どんな業界であれ、有名になればアンチがついてしまうのが現場です。
匿名というマスクを被れば、有る事無い事を平気で書く人がいます。

意図していないところで私も酷い言葉を目にしてしまいます。
本当に悲しいですし、腹が立ちます。

そもそもこのこと自体が問題ですし言い返したくなる気持ちもわかるのですが、絶対に一切触れないことが大事です。
反論も一切せず、無視。荒波を立てないこと。

反論をして、荒波を立ててしまうとアンチと同じ位置にいることになります。

推しの目に入る可能性がある場所で、争いごとをするのは推しにとっても嬉しいことではないはず。

なるべくポジティブな言葉を見たいはずが、見つけてしまったアンチコメント。そして更にアンチコメントに対しての反論のコメントもネガティブな要素の一つです。

また、エゴサーチしていなくても最近はXなどのコンテンツでは『おすすめ欄』としてフォローしてないアカウントの書き込みまで見えてしまいます。

アンチに反応することでネガティブな矢が推しに二本刺さることだってあるのです。

ならば、よりポジティブな言葉を使い少しでも推しのエネルギーの足しになる方がよっぽどプラスです。

SNSで不満を言わないファンのことを『盲目だ』『お花畑ファンだ』などと叩く人がいますが、本人の目に触れる可能性がある場所で不満を言わないことに意味があるのです。

⑤ イエスマンである必要はない。ただ味方でいること


アンチコメントについてはフル無視でいい。
よりポジティブな言葉で応援しよう!というお話をしましたが、推しだからといって何でもかんでもイエスマンになる必要もありません。

もちろん推しと意見が違ってもいいのです。

推しが『私(俺)は、もっと派手なのが似合っていると思うんだ』と発言していても自分は『もっとシンプルなものが似合うと思うけどなぁ』と思ってもいいのです。

推しが『本を出したい』と言っていても自分は『あなたのブランディングはそれじゃないんじゃない〜?><(でも応援するけど〜)』と思ってしまってもいいのです。

だけど、わざわざ厳しい言葉を言う必要もない。
味方であることはずっと変わらない。

ファンはコンテンツを受け取る側であって、プロデューサーではない。

自分の軸は大切にしながらも、推しの考えも尊重してあげましょう


⑥ ファンの名に恥じない行動を


『④で述べたアンチに対しての反論をしない』という話にも通づることですが、たとえご自分が推しのためだと思う行動でも、荒波を立てることやこっそりやったズ
ルいこと、迷惑行為すべて推しに迷惑がかかるという自覚を持つこと。

ファンのグッズやTシャツを身につけているときは特に注意が必要です。
いつだって応援したい気持ちでも、応援する側の人間がファンの質を下げてしまうことだってあり得ます。

立ち見席でのライブやイベント、もちろん誰だって一番良い席で見たいですよね。ですが、自分の真後ろに子どもが困った顔をして立っていたらどうでしょう。そこで自分が少し見づらくなったとしても子どもの後ろに立ってあげたり場所を変わってあげる思いやりの心は、どれだけ特別な現場であっても捨てたくないものです。

推しにとって、そのファン同士の愛情や思いやりがどれだけ嬉しいことか。

いざという時はしっかり一番を譲れるファンになることは、私自身が目標にしているファン像でもあります。

このように思いやりのあるファンになることが一番素敵なことではありますが、まずはそれよりも大事な『ファンの名に恥じない行動を常にとっていること』が一番大切です。

普段どれだけ優しく思いやりがあっても、誰かとトラブルになってしまったり迷惑行為や他人に意地悪をしている姿を推しが目撃したらどう思うでしょうか。

こんな悲しいことはないはずです。

推しに不快な思いをさせてしまうことはもちろん、「〇〇のファンの人がこんな最低なことをしていた」などと広まってしまったら…それこそもうその現場には顔を出せなくなってしまいます。

いつ推しにみられても問題ない行動を!
またSNSではいつ推しにみられても問題ない投稿を。
いつ推しに聞かれても問題ない発言を!

心がけたいものですね。

⑦ 推しと私で完結させてもいい

私は小さな頃から女性アイドルが好きで、ヲタク歴は長いです。
でも、人生のほとんどがヲタクな私でも『推し疲れ』をしたことがありません。

推しからはパワーしか貰えないので、本当にいつもありがたいです(笑)

推し疲れという言葉を耳にすることが増えましたが、実際には推しの周り(他のファン)との人間関係疲れが8割のような気がします。

また「あの子が買うなら私も買おう」と焦ってグッズを買ったりイベントに行ったり、逆も然りで「あの子(苦手な子)がいるから行かないでおこう」と本当は行きたいのに我慢したり、自分の心に嘘をつくことも疲弊してしまう原因になります。

もしもこれからも長く応援したい推しがいるのであれば、第三者(他のファンやアンチ等)との関わりを避け、推しと自分との間で完結するのが一番向いていると思います。
実際、私もそのやり方の方が長続きしています。


⑧ 「行かなきゃ」「買わなきゃ」と思い始めたら降りどき


推し活をする上で決めていることがあります。
それは、自分の中に少しでも使命感が出た時や不快感・焦りなどの感情が湧いた時は推し活をやめる時期が来たということ。

推しにハマりかけたあの頃は、「行きたい」と胸を高鳴らせ通っていたイベントがいつのまにか「行かなきゃ」となっていたり、新作のグッズが出たら「買わなきゃ…」と思って身を削っていたという経験はありませんか?

このような現象に陥った場合、誰のために行っているのか今一度考えてみる必要があります。

『推しは推せる時に推せ』という言葉がありますが、『推しは推せる範囲で推す』ことも重要です。そして『推すことが義務になってしまったら一旦降りてみる?』と自分に問いてみることもおすすめです。

無理して「買わなきゃ」「行かなきゃ」「やらなきゃ」と使命感が湧き始めたら、降りどきかもしれません。


【おまけ】今週のテーマ:意図する


ここまで記事を読んでくださりありがとうございました。
推し活大好きな私でも実はあまり推し活について触れる機会がなかったので今回す気なように語ることができて嬉しいです^^

記事を書いていて思いましたが、推し活においても他人に振り回されない『自分軸』が大事なのかもしれませんね。


さて今週のテーマですが、今週は『意図する』という言葉をテーマにしてみました。

先週のテーマでは私の今後の人生プランニングを見直したので、今の私がやっている『仕事』『自分磨き』『睡眠』など全ての行為に理由があってやっている努力なのでひとつひとつの行動に「何のためにやっているか」をしっかり意識して意図してやっているということを忘れずに過ごしていきたいと考えています。意図していることを意識すれば、中途半端にならないのかなと思いました。

逆に言えば「意図してないこと」は手放すきかっけになりそうですね♪

それでは今週も1週間よろしくお願いします^^

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