🍊🐼和歌山に行ってみませんか？🍊🐼

2022年11月7日 15:23

こんにちは、あいあいわーくです。
本日11月７日は「紀州山の日」。かつて紀州（現在の和歌山県）の山村では旧暦の11月７日に山の神様に感謝するお祭りが行われていたことに由来しています。
そこで今回は、和歌山県の名所についてまとめてみました。秋の行楽シーズン、まだまだ遅くはありません!!この記事を参考にして、和歌山県を訪れてみませんか？

オフィスに近い難波駅からは、和歌山市に向かう特急「**サザン**」号が出ています。
特急券が必要な指定席と、運賃だけで乗れる自由席で構成されているので、便利ですよ。

名所１：和歌山城

和歌山市内に鎮座する大きな城は、紀州徳川家の和歌山城です。
かつて地元では和歌山弁で「おてんす（お天守）」と呼ばれていました。
（出典：和歌山市の文化財「和歌山城」・史跡　和歌山城「トップ」）

最初に紹介するのは、県庁所在地である和歌山市の名所・和歌山城です。
ここは徳川幕府の御三家の一つである「紀州徳川家」の居城として知られています。

豊臣秀吉が紀州を制圧した後、弟の秀長は虎伏山（とらふすやま）の山頂に城を築きました。その後、彼の家臣である桑山茂晴が城代（城主の留守中に城を管理する役職）となりました。

1600（慶長５）年には関ヶ原の戦いで活躍した浅野幸長が城主となり、和歌山城の増改築に着手。これにより、和歌山城は１つの天守と３つの小天守を渡櫓で四角形に繋いだ「連立式天守」となりました。

そして1619（元和５）年、徳川家康の第10子である徳川頼宜が紀州藩を譲り受けたことで、紀州徳川家が誕生しました。
その後天守は落雷や空襲などの被害で２度建て直され、現在の天守は1958（昭和33）年に復元された３代目です。

（出典：和歌山市の文化財「和歌山城」・
史跡　和歌山城「和歌山城の歴史・築城の物語」）

最寄り駅
JR阪和線・和歌山線・紀勢本線・和歌山電鐵貴志川線　「和歌山駅」
南海本線・和歌山港線・JR紀勢本線　「和歌山市駅」

最寄りインターチェンジ
阪和自動車道　「和歌山インター」

名所２：和歌山マリーナシティ

中世ヨーロッパの国々を意識したテーマパーク「ポルトヨーロッパ」の風景。
（出典：和歌山県観光公式サイト「和歌山マリーナシティ」）

次に紹介するのは、和歌山市の南部に位置する「和歌山マリーナシティ」。
ここは1994（平成６）年に和歌山で行われた「世界リゾート博」に合わせて開発された人工島で、上の写真の「ポルトヨーロッパ」だけでなく１日に３回行われるマグロの解体ショーで有名な「黒潮市場」や県産のフルーツや野菜が集まる「紀ノ国フルーツ村」に加え、ヨットハーバーや温泉、ホテル、保育園、リゾートマンションといったたくさんの施設が揃っています。
和歌山市内といっても隣の海南市に近いため、和歌山市内のみならず海南駅からもバスが出ています。

（出典：Wikipedia「和歌山マリーナシティ」・
【公式】和歌山マリーナシティ「マリーナシティについて」）

最寄り駅
JR紀勢本線　「海南駅」

最寄りインターチェンジ
阪和自動車道　「海南インター」

名所３：紀州鉄道

主力車両であるKR301形は、滋賀県の信楽高原鐵道からやって来ました。
（出典：日本の旅・鉄道見聞録「紀州鉄道」)

紀州鉄道は、御坊市内を走る小さな鉄道路線。その距離は、JRとの乗換駅である御坊駅から西御坊駅までの2.7㎞で、2002（平成14年）に千葉県の芝山鉄道（東成田～芝山千代田間2.2㎞）に抜かれるまでは「日本一短い鉄道路線」でした。

1928（昭和３）年に「御坊臨港鉄道」として開業したこの鉄道は、戦後の経営難の末に1972（昭和47）年に磐梯鉄道不動産が買収したことで社名が「紀州鉄道株式会社」に変わりました。

ローカル線ではあるものの、路線が短いおかげか１日に20往復以上の運転ができることが強みで、1989（平成元）年に西御坊駅～日高川駅間が廃線になった後も地域の足として活躍しています。
また、親会社が不動産会社ということもあり、不動産業やリゾート事業にも国内外を問わず参入しているのも鉄道存続の要因の一つです。

（出典：日本の旅・鉄道見聞録「紀州鉄道」・
鉄道チャンネル「まるで世を忍ぶ仮の姿？謎多き「紀州鉄道」の正体やいかに……」)

最寄り駅
JR紀勢本線・紀州鉄道線　「御坊駅」

最寄りインターチェンジ
湯浅御坊道路　「御坊インター」

名所４：かえる橋（かえる大橋）

赤いアーチがカエルの形をしているのですぐに分かります🐸
アーチの根元も、カエルの前足の形をしています。
（出典：わかやまLIFE「印南町」）

和歌山県中部の印南町にある「かえる橋（かえる大橋）」は、町おこしの一環として1994（平成６）年に完成した面白い橋です。

名前の通り、橋のアーチがカエルの顔の形をしており、その上にも黄色いカエルのモニュメントが乗っているという奇抜な見た目をしています。
花札でも有名な「柳に跳びつくカエル」をイメージし、「考える（かんがえる）」「人をかえる」「町をかえる」「古里へ帰る」「栄える（さかえる）」という「５つの『かえる』」をコンセプトとしたネーミングとなっています。

この他にも、印南町ではカエルを使った町おこしを行っており、この橋の手前にもカエルのモニュメントが鎮座した「かえる小橋」があったり、印南駅にも待合室のベンチにカエルの人形が置かれていたりするなど、カエルであふれかえる町となっています。

（出典：印南町「かえる橋」）

最寄り駅
JR紀勢本線　「印南駅」

最寄りインターチェンジ
阪和自動車道　「印南インター」

名所５：高野山

金剛峯寺の根本大塔。日本で最初に建てられた多宝塔です。
（出典：歴史専門サイト「レキシル」
『空海と弘法大師の違いは何？「空海」は「弘法大師」の別名だった！』・
JAPAN WEB MAGAZINE「高野山金剛峯寺」）

最後に紹介する名所は、山側にある「高野山」です。
このお寺は、空海（弘法大師）が開いた真言密教の聖地で、117もの寺院が存在する高野山の中でも特にその中心である金剛峯寺は開創以来多くの人々から崇敬されてきました。

境内の中に町が構成されており、宿坊に泊まって精進料理を食べたり写経体験をすることもできます。紅葉もきれいなので、このシーズンがおすすめですが、春は桜が咲き、夏は緑に囲まれ、冬は雪景色を楽しめるため年中楽しめるスポットです。

また、真言宗では空海が今も生きていてお祈りをされているとされており、毎日朝６時と朝10時に「奥の院」というエリアにある御廟に「生身供（しょうじんぐ）」として空海への食事が供えられます。

（出典：歴史専門サイト「レキシル」
『空海と弘法大師の違いは何？「空海」は「弘法大師」の別名だった！』・
JAPAN WEB MAGAZINE「高野山金剛峯寺」・Wikipedia「高野山」）

空海（弘法大師）は書の名人としても有名で、
「弘法にも筆の誤り」や「弘法筆を選ばず」なんてことわざもあるほどです。

最寄り駅
南海高野ケーブル　「高野山駅」

最寄りインターチェンジ
京奈和自動車道　「高野口インター」

まとめ

今回は、和歌山県の名所について調べてみました。
和歌山といえば、みかんや梅干し、アドベンチャーワールドなどに目が行きがちですが、「まだまだ和歌山には魅力的なスポットがいっぱいあるぞ!!」というコンセプトでこの記事を書きました。
まだまだ11月も始まったばかり、秋の行楽シーズンのお出かけはお早めに!!
それでは👋

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