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ちょっと自己中な手紙をしたためる

去年からバスケ観戦が趣味に追加されました。
(THE FIRST SLAMDUNKの影響に他ならない)(NBAは10年ぐらい前からちょこちょこ見てます)(それもSLAMDUNKの影響だけど…)

アルバルク東京を応援しているのですが、月一回ぐらい観戦しに行く程度の軽い趣味でいようと思っていたにも関わらず、気づいたらがっつりファンクラブに入り、グッズを買い、Xの専用アカウントを作り、月3〜4試合観に行くような生活になってしまいました。自分でもびっくりした。

そんな中で、私は一人の選手を特に推しています。
#77 アルトゥーラス・グダイティス選手です。2023−2024シーズンに日本にやってきたリトアニア出身の選手で、身長211cmの体格を活かしたセンターです。
彼を推すきっかけになったのは、2024年最初のホームゲームでした。グダイティス選手は割とオールドスタイルのセンターなので、ゴール下が主に仕事場であまり早い動きをしないし求められる選手ではないと思います。(スラムダンクの赤木の動きがイメージに近いです)
試合序盤、アルバルク東京はどうにも立ち上がりが悪く、相手のペースになりつつある時でした。グダイティス選手が、相手のボールを奪って自チームの攻撃に繋げたのです。
俊敏な動きをする選手ではないしボールハンドリングも巧みな方ではないのですが、自らの力で流れを引き寄せようとするような、チームのために起こした行動が私の胸を打ち、気づいたら泣いていました。
ハイライトにも取り上げられないような、試合の中では何気ないワンシーンだったのかもしれませんが、グダイティス選手の献身的なプレーに魅せられ、それから彼の虜です。

この感動と興奮を、どうにか本人に伝えたいと思い、私は手紙を書くことにしました。今シーズン日本に来たばかりのグダイティス選手はもちろん日本語は読めないので、英語で手紙を認めます。
これが、結構いい。
何が良いかというと、選手に「あなたのプレーは素晴らしい」「感動した」とポジティブな言葉をかけることは、自分のメンタルにもとても良い影響を与えている気がします。「素晴らしい」「感動した」シーンを思い出していることも影響しているかもしれません。英語で書いているというちょっとした負荷も良い刺激になっていると思います。
選手に読んでもらって喜んでもらえたら嬉しいし少しでもモチベーションになったら良いけど、それよりも「私が」「あなたから元気をもらっている」ことを伝えたい。反応を求めてしまいがちだけど、見返りを求めないその姿勢の方がメンタルに良いと思いました。グダイティス選手に元気を貰えているのは自分だから、ただお礼を伝えたかった。これは私の一方的な行動で良いのです。

今日の時点で、まだグダイティス選手が来シーズンも残留するかどうか決まっていないのですが、とりあえずイカすバースデーカードを買ったので、誕生日に合わせて送ろうと思います。