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看護師のHSPとの付き合い方

コロナ禍でホテルの一室でYouTubeを見ていたら、時々見ていたチャンネルの人が「HSP」について解説する動画を出していた。

特に興味のあるサムネではなかったし、HSPという言葉も聞いたことがなかったため、ただただなんだろうという興味本位で見始めた。


Highly Sensitive Person=HSP
繊細すぎる人、敏感な人、繊細さん…

今まで生きてきた中で、感じていたこと
→自分の発言で他の人を傷つけていないだろうか
→なんで怒られたんだろう、もっとこう動いておけばよかったのに、なんでできなかっただろうか
→他の人が怒られている時、自分が怒られている気持ちになる
→太陽の光が苦手で朝が弱い
→香水の匂いがきつい
→工事の音や急な騒音にびっくりする
→どう行動したら周りの人が円滑に動けるか
→人ごみが苦手
→1人の時間が絶対に必要
→曲がったことができないから、上司だろうが正しいと思ったことをする
→変化のない生活はきつい

私は時々刺激のあることを好む。
これはHSS型HSPらしい。後先考えずに飛び込むメンタルを持ち合わせることがある。それが北海道に飛び込んだ時につながる。


HSPという言葉を知ってから、複数のサイトでHSP診断をした。
よく「高度のHSP」と診断される。

それまでは、自分が気にしすぎる性格が悪いんだ、なんでもっと切り替えができないんだ、もっと周りの人のようにさっぱりした性格になれないのか、職場も割と転々としているからもしかして社会不適合者で、働く資格のない人間なのか…

すごく悩んだ時期もあったし、全て自分の考え方が悪いせいだと責め立てたこともあった。周りに相談しても、「考えすぎだ」「気にしすぎ」「誰もそんなこと思ってない」「自分が好きだから傷つきたくないだけ」


信頼している人だけに相談しているだけあって、この返答はとても傷ついた。
結局自分が悪いという評価ばかりで、自分で認識していることを再度他人に思い知らされる事実、割と辛い。


HSPだと自覚してから、かなり楽になった。
あー、私はこういうふうに考えてしまう人なんだ、メリット、長所にもなるんだ…

私の性質だから、変えることはできない。それも楽になれた要因の一つだ。
今までは改善すべきことだと思っていたから、身長や体重と同じで生まれてから変えることのできない先天性のものだとわかった。

HSPという話は、より信頼している人のみしてみた。
「病気」と認識する人もいて、伝えたことを後悔した相手もいたが、割と受け入れてくれる人や、今までの私の言動を見ていてくれる人はこの話をすんなり理解してくれた。


ただ、自分の中では、人にHSPだと伝えることや、HSPだからしょうがないと自分を認めてあげることができていたことが、時々「HSPを言い訳にして逃げているのでは?」と思うことが増えてきた。

人それぞれ悩みや解決しがたい自分の問題があるのは理解している。
自分だけじゃない、みんな悩み事なんていくつかある。

多分ここまで考えることもHSPだから…だろう。
気にすることは多いし、人の声のボリュームやトーンでなんとなく気分が読める、雰囲気を感じ取る、業務効率改善策もいろいろ思い浮かぶ、自然を見ると心が楽になる、相談事を聞くと本人以上に悩んでなんとかしたいと思い行動する、などなど。


世に出回っているHSPの情報にくらべると、私は優しい方ではなく、言わないといけないことは言ってしまうタイプ。
でも傷つけないように気をつけたり、陰口なんか言わないように気をつけている。

今後もHSPである自分をもっと認められるように生きていけるように、しっかり過ごしていきたいと思う。


今後、私はいろんな人の悩みを聞いて、少しでも和らげられる人間になりたい…

そういう仕事を始めたいと思っています❗️


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