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【マーチ・デモ】道ゆく人に短く、思いを伝える難しさ

こんばんは。
9月18日(月)に、代々木公園で開催されていた、
「ワタシのミライ」のイベントに参加しました。

イベント最後には、代々木公園から渋谷方面へマーチがあり、
そちらにも、プラカードを持って参加。

たまたま、知っている団体の人と合流できたので、
そのチームの人たちと一緒に歩くことにしました。

ただ、歩き始めて、もやもやが止まりませんでした。

「原発反対!!」
「汚染水流すな!!」
「岸田政権の〜〜〜」
「原発やめろ!!」

通常、マーチやデモの時はマイクを持っている人が、
コールをし、それに合わせて参加者も声を上げます。

私は、原発には反対だし、処理水を放出していることにも反対です。
(処理水については下記のnoteで書いてます)

でも、道ゆく人に、「反対」という姿勢を示すのは
今の私がやりたかったことではありませんでした。

今、迫っている「気候危機」に対して
道ゆく人に伝えて、自分たちが行動する必要がある、
できることがある、そして何より、
気候危機問題だよねっていうことを伝えたかったです。

原発反対!ではなく、「再エネ100%の社会へ」の
気持ちが強かったです。

声を上げている人たちに対して、
「その伝え方じゃ伝わらないよ」と言うのは
トーンポリシングになります。
(初めて聞いた方は下記のサイトがわかりやすいです。)

トーンポリシングをするつもりはないけれど、
(こういうのは言い訳みたいでよくない気がするけど)
目的、趣旨に合わせて掛け声も変えないといけないよなって思いました。

「反対!!」と言ったら、
ネガティブな印象、怖いっていう印象を抱かれてしまうのは
容易に想像できます。
反対だから、反対と言いたい思いもあるものの、
どうしてもそれでは伝えたいことの前に、印象が相手に届き、
その印象の影響で伝えたいことが伝わらない、、、

かといって、かっこよく、
英語の掛け声をやったところで、
意味が伝わらないから、それはそれでうーんって言う感じです。
(英語🟰かっこいいっていう印象があるのも気になるが)

幸い、私は歩きながら、何人かの人と、
考えをシェアできたりしたから、助かりました。
こういう時に話をするのは大事だなって実感しました。

マーチを終えて、色々考えた結果、、、

  • リズムよく言える日本語の掛け声を考える

  • そして、わかりやすい内容で主張も伝わるもの

  • それをみんなでつくるワークショップをやる(やりたい)

  • マーチの時には英語の掛け声で、参加者のテンションを上げる

  • そのあとは、日本語の掛け声を使う

こんな感じにまとまりました。
今思っていることを忘れたくないと思い、書き出しました。

今回、掛け声をしてくれていた人は
おそらく、長く脱原発の活動をしてきた人なのかなと思います。
その方々が活動をし続けてきたからこそ、
動いたこともあるだろうし、今に続いていると思うので、
その方々を否定するつもりはまったくありません。

私も同じ気持ちだけど、
デモやストライキに対して、数年前まで
ネガティブなイメージを持っていた私が感じたことを書いてみました。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。


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