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【ライブ感想】UNISON SQUARE GARDEN @仙台ギグス 2023/11/12

はじめに


ユニゾンのNinth Peel Nextツアーの、私にとっては1本目、仙台ギグス公演に参加してきました。
ライブ前はすごく寒くて凍えていましたが、ライブ始まって2曲目にはもう夏でした。ユニゾンはすごい。

思いっきり曲名書いていますのでご注意ください。



ライブの感想


「絵の具」が流れる中、たかおさんは颯爽と、田淵は変な動きをしながら、斎藤さんは手をスッとあげて「やっほー!」て感じでいつも通りの登場。
そして急に「君の心 迷わないように」が始まって私も周りも「え・・・え?!」となりました。そう、スカースデイルです。

スカースデイルはライブであんまりやらないレア曲なのかなーと思っていたので、まさかこんなに早く聴ける日が来るとは、、
すごくびっくり&うれしくてあんまり記憶がないのですが、特に大好きな最後の「1.2.3 僕の声を初めて君がキャッチした」の3人の素敵なコーラスははっきり覚えています。ユニゾンでは珍しいピュアな歌詞が胸にしみました。

そして次の曲がまさかの天国と地獄
スカースデイルからの落差がすごい。ジェットコースターよりすごい。
そしてここから会場が急に真夏になってめっちゃ暑かったです。
定番曲だけど久しぶりに聴いた気がした。
この曲のBメロの、歌とギターとベースが追いかけ合って歌ってるみたいな構成がすごく好きです。

ここから大盛り上がりモードでドバドバっと恋する惑星、BUSTER DICE MISERY、23:25、kaleido proud fiesta とものすごい量の幸せがぶち込まれました。最初からクライマックスのような盛り上がりでした。

私はとくに23:25が嬉しかった。これも結構久々に聴いたと思います。
この曲の最初のギターイントロを聴くと「ああ、ユニゾンのライブに来た!」って実感します。
あと、今までのユニゾンのライブの中でいちばんステージに近い場所で見ることができたので、恋する惑星でメンバーのコーラスがよく聴こえました。ユニゾンはコーラスがカラフルで楽しい曲が多いですが、この曲もそのうちのひとつですね。

このあとも意外な選曲やNinth Peel収録曲の演奏がありつつ、びっくりしたのがきみのもとへ。これも、レア曲枠であんまりライブではやらないのかな?と思っていたのですが、あの軽やかなドラムの音が聴こえてきて「え、まさか、、」と。そのまさかでした。
最近のユニゾンの曲と比べるとかなりシンプルな曲。その分メロディの良さが際立っていて、聴いていてわくわくしました。高音のベースソロもかっこよかったし、最後のたかおさんと田淵の高めの「だけどbe to be」のコーラスはキャッチ―でかわいかった。
ユニゾンは、こういう軽やかでかわいい曲も重めの曲も違和感なくセトリに入っていて、それぞれの曲がそれぞれの位置で輝いているのが素敵だなと思います。セトリの妙だ。

このあとはまた数曲盛り上がりパートっぽくなったのですが、その後会場がぐっと暗くなり、斎藤さんの美しく丁寧な歌声が響き渡るもう君に会えないがスタート。
この時の会場の雰囲気がこのライブの中でいちばん印象に残っています。暗い会場の中、ステージで何個か白っぽい光が灯っていて、お客さんみんながじっくり演奏に聴きいっていました(私含め)。

その後また曲が続きライブもラストに差し掛かってきたとき、Ninth Peelのラスト曲フレーズ・ボトル・バイバイ→1曲目スペースシャトル・ララバイがセットで来ました。
「忘れられない今日になった!」→「忘れたくても忘れない」はあまりに完璧な流れですね。
フレーズ・ボトル・バイバイの前のめりに突っ走っていくドラムが曲の雰囲気とぴったりで、グッと胸に刺さりました。たかおさんは手数が多くて超絶技巧のテクニカルなドラマーという印象が強いですが、こういう衝動で叩いているようなパン!パン!という感じのドラムもかっこいい。

本編ラストはInvisible Sensation。私はいつもこの曲をカラオケで歌おうとしてはリズムが全然取れずに苦しんでいるのに、この人たちはなんて楽しそうに演奏するんだ、、

そして斎藤さんいわく「おまけ」のアンコール1曲目はまさかの(ずっと「まさか」ばかりですね笑)「レディーズ&ジェントルマン・・・」から始めるライドオンタイム。もうディスコというか、お客さん全員が1個の波になっていました。
この曲もコーラスがキュートですね。あと斎藤さんの、語尾をキュッと短く切る歌い方が大好きなので、それを堪能できてよかったです。

そして最後の最後はmix juiceのいうとおり。なんでこの曲のピアノイントロはこんなにテンションが上がるんでしょうね。
最後の最後まで田淵ダンスが冴えわたっていて最高でした。恒例の2人のじゃれあいパートは若干控えめだったような笑


ライブ終わって考えてみると、全体的に3人のコーラスがかわいい曲が多かった気がします。コーラス大好き人間にとってはありがたかった。
急にレアな曲が差し込まれて心臓バクバクになったり、しっとりした曲にじっくり聴き入ったり、お祭りのごとく踊ったり、今回も最高の時間でした。寒さも吹き飛びました。

ここまで長文を読んでいただきありがとうございました。


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