【ライブ感想】ベランダ presents “Spirit” Release Tour 夜明け生まれの人たち vol.5 ベランダ/pavilion @下北沢THREE 2024/07/07
はじめに
去る七夕、ベランダとpavilionのツーマンイベントに行ってきました。
pavilionは何回かライブに行っていたのですが、ベランダのライブは今回が初めてでした。
もともとベランダは「バンド名は知ってるけどあまり聴いたことがないバンド」というくらいの認識でした。
が、先日発売されたアルバム「Spirit」をなんとなく聴き始めたところ「これはかっこいいぞ・・!」となり、またツーマンツアー東京公演が大好きなpavilionとの対バンということで、これは行くしかない!とチケットを取りました。
このライブの前の週に行った家主のツアーでヤコブさんがベランダの名前をMCで出していたので、縁があるなあと思いながら。
それでは感想を書いていきます。
ライブの感想
pavilion
いつも気持ちいい爆音が最高なpavilion。
ここ半年くらいライブを観ていなかったのですが、久々に音を聴いたら相変わらずガツン!とパワフルでとても気持ちよかった。
特に印象に残ったのは
・RACE TO THE HEAVENS
→去年出たアルバムの1曲目ということもありキャッチ―な曲だけど、pavilionらしい音の重さもあって大好きな曲。Cメロでちょっと静かになったかと思いきや、直後にくる爆音ツインギターが特に大好き&この部分をライブで聴くと生きててよかった~と思う。
・新曲
→曲名言ってたかな?新曲、とだけ言ってたかな?ちょっと覚えていないのですが、ピロウズのサードアイみたいなギターのかけあいがかっこよかった記憶。早く音源でいつでも聴けるようになると嬉しい。
・ここに地終わり→Surf and You
→この2曲は、2曲で1曲だと思っている(アルバムでも曲のつながり方がそういう感じになっているので)。浮遊感のある「ここに地終わり」から、覚醒したような「Surf and You」への繋がりで毎回ビリビリする。
・La La La
→pavilionを聴いたことのない人に最初におすすめするならこの曲か「エメット」だな、と個人的に思っているくらいpavilionらしさが詰まっている曲。静と動が繰り返されるハラハラ展開、爆音でキャッチ―なサビ、最後の遠吠えパートは音源でももちろんかっこいいけど、ライブで聴いてこそ心臓をわしづかみにされるなと改めて思った。
pavilionからベランダへの転換のときのBGMで、ヤコブさんソロとか家主が流れていてうれしいな~と思いながら、お次はベランダです。
ベランダ
なんとなく、ライブの出音はpavilionよりは少し小さめなのかな?とイメージしていたら、想像より爆音だったのと、ダークな雰囲気でかっこよかった。(MCでボーカルの高島さんが「pavilionが音大きくてかっこよかったから、自分たちも少し大きめにした」と言っていました)
特に印象的だったのは
・Tidepool
→えっ生で聴くとよりシューゲイザーっぽくてかっこいい・・!!!残響がすごい!ここは深海か?!ってなってました。語彙力がない。アルバム中盤の引き締め曲っぽい立ち位置の曲という印象だったけど、1曲目に来ると単体で曲としてのパワーを感じられてよかった。
・夏休み
→歌うようなベースが心地よかった。ずっと優しい雰囲気なのに、ギターソロあたりでドラム、ベースも一緒に尖ってヒリヒリした音になるパートが素敵。(そしてこのヒリヒリパートがあることで、また優しいパートに戻るときの温かさが際立っていた)
ベランダが京都出身なのを知ってるからかもしれないけど、この曲の雰囲気はとても京都っぽいなと思った。生で聴くと特に。
・ハッピーホリデイ
→キャッチ―なメロディとかわいいコーラスに負けじと、後ろでは轟音ギターが炸裂していた。
・スピリット
→アルバム1曲目のタイトルチューンを、ライブでは本編最後の曲として持ってくるところがまずかっこいい。
美しいメロディに癒される前半部分と、ギアを上げてガシガシ弾きまくる後半とのギャップがかっこよかった。後ろの方で座って見てたのにどんどん体が熱くなってきてびっくりした。
ベランダは緩急がしっかりした曲が多いので、すごくライブ映えするバンドだなと思いました。優しくてゆったりしたパートから各楽器が爆発するパートにいく瞬間は、ライブだとより輝いていてかっこよかったです。
ライブの感想は以上です。
ここまで長文をお読みいただき、ありがとうございました。
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