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地元で八十八ケ所お遍路

実家からクルマで50キロ程のお寺には新四国八十八ケ所のお遍路ができる小さな山があります。

明治時代、四国出身の方が多くいて、大正初期からは○○寺の檀徒から3名の代参人を選出し、四国を訪れ四国八十八ヶ所霊場の参拝を始めたそうです。

そこで、遠い郷里まで行かずとも地元でお遍路をしたいという檀徒の要望により、大正3年に現在の○○寺の向かいにある山を「新四国八十八ヶ所霊場」として開創。

小さなお山の道々には、開創当時の方々の想いを感じるお地蔵様やお大師様がいらっしゃいます。先人が踏みしめて作られた小道を歩き、八十八ヶ所のお遍路ができる小さなお山。歴史と季節を感じ巡ることができます。

お寺のHP より一部抜粋


最初は母親と叔父叔母の同行のもと訳もわからずの参拝でした。
当時は信仰心はないけれど、なかなか楽しいレクでした。

翌年より、身内でメンバーを変えつつ母と私の毎年恒例行事に。
今年で約35年程になるらしい、35年て!我ながら、すごっ!

今年も行って来ました!



今年から入口看板が設置されていました


お寺で御札を入手して、一番から八十八番のお地蔵様に下げられている袋に御札を1枚ずつ入れて参拝させていただきます。

お寺には杖の貸出もあります。
高齢者の方は、お借りすると便利ですね。




山を登りつつ
お地蔵さまに手を合わせます


数えていないけれど、一番につき2~4体のお地蔵さまがいらっしゃいます。

うちの年寄りは、なかなか元気でスタスタと先に登って行ってます。




こんな橋も渡り


昔は金網はなくて丸太だけの橋でした。

写真を撮り忘れたけれど、もうひとつ小川が流れている橋もあり、なかなかの緊張感です。うちの年寄りは歩くとよろけて落ちそうだと言って小走りで渡っていました。





ニット帽がお似合いです


とても可愛らしいお地蔵さまに思わずパチリ!

袋に入っているのが御札です。

『南無大師遍照金剛』と手を合わせ参拝させていただきます




エンゴサクとカタクリの群生地でもあります


相変わらずスタスタと先を行く、うちの年寄り。ちなみにタニタさんの体組成計による体内年齢が実年齢より30歳若いというバケモノです。




弘法大師さま


後半にドーンと弘法大師さまが現れます。ここまで来るとあと少し!


最後の八十八番のお地蔵さまを撮り忘れたのですが、花をみたり鳥のさえずりに耳を傾けたりしながら、ゆったり歩いて一時間半ほどの八十八ケ所巡り終了です。



ここに来ても元カレと四国八十八ケ所霊場を車中泊しながらお遍路し、再び想い出の高野山まで行こうという約束を思い出してしまうのでした。涙


今は退職後に車中泊しながら1人でお遍路しようと考えています!たとえ1人でも目的は達成させるべし!


来年も母と一緒に元気に行けますように、長生きしてね!


ここまで読んで頂いて、ありがとうございました。

おやすみなさい。

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