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自分の心を守るため、そして相手のためにも「NO」を言う

断ることが苦手です。
お仕事でも友達関係でもなんでも。

今となっては信じられませんが、昔は
男性からの「お付き合いしませんか」でさえ
あまり気が進まなくても断れませんでした。

典型的な「NOと言えない日本人」です。

でも結局、続かなくて自分からすぐに
お別れするのなら、最初にお断りしておく方が
相手のためでもあるはずなのに。

当時はそれ以上に断ることへの怖さが
勝っていたなぁと。

さらに、お仕事に関して断るのは
私にとって最難関かもしれません。

会社員だった20代の頃は働き詰めで
そのうえ飲み会もあって自分の時間が
全くなく、心が壊れかけたことも。

体育会系の会社だったので、「断る」
という選択肢がほぼありませんでした。


そんなこともあって、今では
自分の心を守る」ことの大切さを
痛感しています。

「自分の心を守る」ためには当たり前だけど
「断る」「NOを言う」ことが不可欠で。


とくに今は個人で活動しているので、
インスタグラムで企業様からご依頼を頂いたり
SNSを通して親しくさせて頂いている方からの
お誘いを頂いたりすることがあるのですが、
もちろん決めるのは全て自分。

当然ながら上司の指示も許可もないので、
自分がやりたいかやりたくないかが全て。

これがまた、私にとっては難しい判断を
迫られるわけです。笑


会社員で自分の時間がなかった頃は
自分の判断基準も鈍ってしまい
よく分からなくなっていたのですが

心に余裕ができた今は、自分の中に
ちゃんと判断基準ができてきました。


とはいえ有難いことに、会社員の頃のように
「嫌なこと」はそんなにありません。

ご依頼自体は決して嫌なものではないのだけど、
その時の自分の体調やスケジュール、
時間や心の余裕度によっては
「ちょっと今回は難しいかな…」ということを
お伝えするときが、私にはものすごく勇気が必要。

「嫌なわけじゃないけど難しい」という意図が
うまく伝わるのか、いろいろ考えすぎて
スッと断ることができないのです。


だけど今までの経験上、純粋に
「やってみたい!」と思って引き受けたものと
比べて、気持ちが乗らなかったり今回は
ちょっと難しいかな…と思いながら
引き受けたものは、だいたいスムーズに
いかないことが多かったように思います。

そうなると、ご依頼やお誘いを下さった
お相手にも迷惑がかかってしまうことに
なりかねません。


だからこそ今は、自分のためだけでなく
お相手のためにも「断る」「NOを言う」

ことを心がけるようになりました。

スケジュールは余裕を持たせたくて
余白がかなり多めです。
自分の心地よいペースを守るためには
「断る」が大切なときも。


そうすることで、純粋にやりたい!
という気持ちでお引き受けしたものへ
もっと全力投球できるし、

私がお断りしたご依頼はきっと、
もっと適した人へ流れていく
という
好循環になるのではないかな、と考えています。


まだまだ「断り下手」で、流れに任せて
「YES」と言ってしまうこともあるけれど、

「自分の心を守るため」そしてお互いのためにも
きちんと「NOを言う」ことが大切
だなと、
つい忘れがちな自分のためにも書いてみました。


長くなりましたが、最後まで
お読みくださりありがとうございました^^

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