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自分の作品を好きであることと立ち止まることは違う

 こんにちは、フリーイラストレーターの頼和 愛(@ai_yoriwa)です。

 今日は絵を上達させるために個人的に重要だと思う考え方のお話です。少し辛口になるかもしれませんが悪しからず。

 自分の作品を愛してあげることはとても大事です。それって創作以外に置き換えるとよく分かるのですが、例えばフレンチのシェフが「頑張りましたけど、うちのメニューはどれも貴方のお口に合うか分からないのですが……」なんて自信なさげだったら誰も食べませんよね笑。だったら出すなよと。

 創作もそれと同じで、作者が自分自身で良いと思っていないものを発信しても、そんなもの誰も見たくないですよね。自分自身がその作品の一番のファンであるべきです。

 ただここで注意したいのは、自分の作品が好き=そのままでいい、という話ではありません。

 私は日々他の方の作品を見て、どうやったらこんな風に描けるのか研究を続けている最中ですが、その人の気の持ちよう(メンタル)にも注目しています。

 私は僅か4年くらいで数万フォロワーの神絵師になった方(勿論相互フォローによる数万ではないです)を知っていますが、その方はかなり有名になってからも自分の作品に対して「もっと上手くなりたい」や「ここを改善したい」という意思表示をしていて、他のイラストレーターさんのメイキングを積極的にRTしたりと今も勉強の姿勢が見られます。

 この人は今も上を見ているんだなということが分かるんです。私から見たらもう既に神絵師なんですけど。

 一方、10年近く絵を描いていながらそこまで上達していない方を見ていて気付いたのは、どうも自画自賛が多いこと。自分で自分を「天才」と称賛していたり、自分にはファンがいるアピールをしていたり。

 いいんです。自分で自分を認めることは大事です。そうでないとアーティストなんて心が折れたらお終いですから。それに現状に満足しているならそれでもいいのです。

 ただ、そういった方に実は多いのが「フォロワーが増えない」「フォロワーが減った」「RTされない」などと嘆いていることです。

  そりゃあそうだろ、と思います。自分で天才だと慢心して満足してしまい成長を止めているのならそれ以上は伸びるはずありませんよね。

    私もなかなかフォロワーさんが増えない、全然RTされないなとは思いますが、それは私がそのレベルだなと自覚しているので、それは自分自身の至らなさのせいであり、もっともっと上手くなるしかないと思っています。「なんでフォローしてくれないの?」「なんでRTしてくれないの?」という他責思考ではなく、もっとフォローしてもらってRTしてもらえるように自分が頑張れよってことです。

 自責思考が強過ぎるのも追い詰められるので問題ですが、何でもかんでも他責してしまうのも自分の成長に繋がらないのであまりよろしくないと思います。

 成長し続けなければ周りは成長していきますから、取り残されるだけです。私自身もそれを忘れず努力し続けていきたいと思います。

 人生死ぬまで勉強! 勉強!

 最後に、今回トップ絵にしたFGOの蘭丸ちゃんです! どうぞ見てってください! FGOはいいぞお。



 


 

 




 


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