病み垢に生息する物書き崩れ。

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2023/10/12 備忘録

 例え売り子に戻らなくなっても、女としての価値しか売り物にならないんだから私にはそれしか価値がないと思った。スーパーに売ってる売り物とかってみんな丁寧に扱ってくれるでしょ?だからずっと売り物でいたいの。商品価値なんて無くなって腐る寸前でも値引シールが貼られていても私は商品だから生きていていいんだって思えるはず。  もし、毎日スペースを開くような子じゃなくて、たまにインライを開いて友達とワイワイ喋るような子だったら。それなら元彼なんかと出会わないで済んだし、こんなに苦しい思い

    • 小学5年生 前編

      恐らく大体のことはここが始まりだったんじゃないかと思う。 リストカットも、希死念慮も、体調不良も、全性愛も、無意識のODも、いじめも。初めて文章を書いたのも、ボーカロイドにハマったのも小学5年生。全部小学5年生が発端だったと思う。 一番最初に神様ができたのもこの時。もう神様ではなくなってしまったけど、僕の思想の礎になったのは間違いなくあの人だ。あの人がいなければ、きっと生きていることすらなかったと思う。僕の人生最初で最後の紫色の宗教。 ずっと好きだったんだけどね。なんか、ア

      • 本当に白くて、銀色かと見間違うくらいだったよ。

         2人目の神様(以後、姉様と呼ぶ)が死んだ時に書いた詩とか、思ってた色々、今まで公開することなかったけど供養代わりにここであげようかなって。  そして、初めて姉様に向けて詩作をした時のものも出てきたよ。  姉様と初めてお話ししたのは、スマホを手に入れてからだから、2022年の3月だったと思う。私が初めて二次創作をした界隈で憧れだった人。最初声を交わした時の感想は、「あ、この人生きてたんだ。」って感じだったと思う。憧れの人との初邂逅ってみんなそんな感じなんじゃないかな。実際

        • 恋愛感情についての自分の在り方

           夢感情としての好きは、何処にいてもその人の隣は自分の固定キャラじゃないと嫌だ。ずっとその世界で一緒にいて欲しい。  恋愛感情としての好きは盲信。  言語化が少し難しいけれど、一緒にいないと好きって訳ではなくて、そこにいるだけでいいと言う安心感。 何処に行ってもいいけど、絶対にこの場所に、私の元に帰ってきて欲しいと言う傲慢。  恐らく一般的に言われる恋愛感情的好きをまともに経験したことがない。全ての好きに不純物というか、仄暗い感情が混ざる。その感情が盲信だったり、愛憎だっ

        2023/10/12 備忘録

          神様

          初めて神様だと思った人は、紫色をしていた。 生きる意味も理由もなくて僕が空っぽだった時、 僕を満たしてくれたのはその人だった。 当時、学校と家だけが世界だった僕に、 世界を見せてくれたし、世界を創ってくれた。 その世界は暗くて、ドロドロの何かで満ちていた。 明るく眩しすぎる世界だけだった僕にとって その世界は革命だった。酷く居心地が良かった。 自分の居場所はここなんだと一瞬で悟った。 教祖と呼ぶに相応しい人だったと思う。 初めての崇拝は、信仰は自分のライフワークになった。 そ