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話し下手を卒業しよう:『心をつかみ思わず聴きたくなる話の作り方』が教えてくれること



本の概要

初対面の人に自分の話を聞いてもらえる自信がありますか?
「そんなの無理!」と思った方、安心してください、私も同じです。
営業と言う仕事柄、人前で話すことは苦手ではありませんが、自分の話を興味を持って聞いてもらうことに対しては自信がありませんでした。

しかし、『心をつかみ思わず聴きたくなる話の作り方』という本を読んで、 改めて話の作り方が勉強になりました。
この本が教えてくれる驚きの秘訣、それは「話の主役を相手にする」ことです。


「話の主役を相手にする」。
そのように話ができれば「相手は聞いてくれるはず」というのは、うすうす気がついていることと思います。
この本では、具体的にどうすれば? という答えが満載でした。

主なポイントは3つ

  1. 話を聴きたくなる「つかみ」を作る
    例えば、「相手はこんな悩みを持っていて、こうなりたいのでは?」と問いかけることで、相手の関心を引くことができます。

  2. 簡潔に伝える
    話が長すぎると、相手の注意が散漫になってしまいます。ポイントを絞って話すことで、相手の興味を維持します。

  3. わかりやすく話す
    専門用語や難しい言葉を使わず、誰にでも理解できる言葉で話すことが大切です。

これらを意識するだけで、話し方は劇的に変わると、私自身もワクワクしています。
ちなみに、本書には、これらの3つのポイントを基盤とした最後のポイン、「ストーリを語る方法」も載っています。


話を聴きたくなる「つかみ」を作る

DALL-Eで作成

話を聞きたくなる話の掴みを作る具体的な方法は、ぜひ本書を購入して確認していただきたいのですが、 大事な点は、以下の3つを明らかにして仮説を立てることです。

1.誰が
2.どんな悩みや課題を抱えていて
3.どうなりたいのか?

この本に書かれていることは非常にわかりやすいですが、実際に実践するには少し考える必要があります。
そんな時こそ、AIの力を借りると良いでしょう。
ChatGPTのようなツールを使えば、話し方のコツを効率よく進めることができます。

本書で紹介されていた方法をもとにした生成AIを作りましたので、皆さんの実践の手助けになれば幸いです。
「自分の立場」と「相手のこと」、「提案する内容・提供する内容」を入力して使ってみてください。


話を聴いてもらうための簡潔で効果的なコミュニケーションを学ぶ

DALL-Eで作成

評価が高い人や一緒に仕事をしたいと思われる人が、短くまとまった話をしていることに気づいていますでしょうか?
本書は、そんな魅力的なコミュニケーションの技術も書かれています。

思わず聴きたくなる話を作るために、簡潔に話すことの重要性が強調されています。
仕事の場面において簡潔に話ができると、チャンスが増えて効率が上がり、評価や信頼を得ることができます。
具体的には、5W1H(Who, What, When, Where, Why, How)を意識して話をまとめること。

その他に私が特に着目した点は、簡潔な1文を使うことで、相手にわかりやすく伝える方法です。
長い文章は、情報が詰まりすぎて理解しづらくなることがあります。
しかし、1つのセンテンスに1つの意味を持たせ、「つなぎの言葉」を使うことで簡潔で明確なコミュニケーションが取れます。

例えば、
「観客も大いに盛り上がり、スタジアム全体が歓声に包まれた結果、選手たちはさらに士気を高め、次の試合に向けて良い流れを作り出すことができました。」
という文章を、
「観客も大いに盛り上がり、スタジアム全体が歓声に包まれました。
その結果、選手たちはさらに士気を高めました。次の試合に向けて良い流れを作り出すことができました。」
といった具合に短くすることで、より理解しやすくなります。

トレーニング用に、文章を入力すると修正してくれる生成AIの指示文をつくりました。
よかったら使ってみてください。
「文章」のところに、作った台本や文章を入力してください。

【プロンプト】
以下の要件に従って、相手がわかりやすく伝わる文章に修正してください。

#要件 :
- あなたは元テレビ局のニュースキャスターです。
- あなたはニュースキャスター時代の経験から視聴者にわかりやすく伝えるプロフェッショナルです。

#出力指示 :
- STEP BY STEP方式で出力してください。
- 修正ポイントがなければ、「修正するところはありません」と出力してください。
- STEP1 : 入力された{文章}を見て、 ワンセンテンスが長くなることで、相手に伝わりにくくなっていないかチェックしてください。
- STEP2 : ワンセンテンスが長いと判断すれば、つなぎ言葉の例を参照につなぎ言葉を使って、ワンセンテンスを短くして、相手に伝わるように文章を修正してください。

#繋ぎ言葉の例 :
##順接 (前の話を受けて話を続ける)
- 主な例: そして、それで、ですから、したがって
##並列/追加 (前の話と類似したものを並べる/補足する)
- 主な例: また、そして、そのうえ、さらに
##逆説 (前の話と反対のことを言う)
- 主な例: しかし、ところが、けれど、だが
##選択 (前の話を受けてどちらかを選ぶ)
- 主な例: あるいは、または、それとも、もしくは
##転換 (前の話を受けて新しいことを話す)
- 主な例: ところで、さて、それはともかくとして、話は変わりますが
##例示 (前の話を具体的にわからせたいとき)
- 主な例: 例えば、一例をあげると、こんなことがありました
##要約 (結果に結びつける・話を短くまとめる)
- 主な例: つまり、いわば、要するに、なぜなら、ひとことで言えば、単純に言い換えれば、端的に言えば、少し乱暴ですが

#文章 =”
<ここに文章を入力してください>


#補足 :
・指示の復唱はしないでください。
・余計な説明は不必要です。
・STEP2の出力において、文末が単調にならないように言葉使いに注意してください。



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