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2020年12月の記事一覧

村上春樹『一人称単数』

村上春樹『一人称単数』

村上春樹『一人称単数』のなかの、
最後の一編「一人称単数」。

村上春樹を進んで読んでいる、ということに
自分自身の良き変化を感じる。
変化というよりも、脱皮。
正しく読み取らなくちゃ!からの脱出。

理由なんて、ない。
それでいい。

小学生の頃、説明文がニガテになり
中高生の頃は、物語文の方がニガテだと思っていた。
なにが説明されているのかを問われる説明文が嫌になって、
試験が増えるにつれて、

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