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【えっ、こんなに簡単に作れるの???】ハンズオン付きのNoCode勉強会をリモートで開催した!

普段は、フリーランスでPMやったり、エンジニアをしたり最近で営業の方に同行しプリセールス的な仕事もしています。

最近、NoCodeが自分の中でブームが来ていたおり、NoCodeサービスを触るついでにアウトプットしたいなと感じ、今回、フリーランスとして関わっている企業さんで「NoCodeの勉強会」を開催しました!

実施する中でいくつかの気付きがあったのでNoteにまとめます。

下記のような方に読んでいただけるとお役に立てるかなと思います。

✋この記事に書いてあること
・NoCodeって何?
→勉強会に利用したスライドを添付するのでNoteではさらっと
・リモートでのハンズオンってどうすれば良いのか

1. 勉強会の概要

1-1. 参加者

だいたい、12〜14名くらいの方に参加いただきました。
ビジネスサイド3割とエンジニア7割ぐらいでした。

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1-2. 勉強会を開催した目的

「NoCodeというもので簡単にサービスが作れるぞ」ということを噂聞いていたので、いつか触ってみたいなという思いがありました。
実際に触ったときにこれは勉強した方がいいなと感じ、下記のようなテーマで勉強会を実施しました!

・エンジニアは、ソースコードを書かなくてもサービスを作れることを知る
・ビジネスメンバーは、エンジニアでなくてもサービスが作れることを知る

1-3. 勉強会の内容

📝目次
1. NoCodeについての座学(40分)
2. 質疑(10分)
3. ハンズオン(40分)

1-3-1. NoCodeについての座学

NoCodeが解決すること、システム業界におけるNoCodeのポジション、コンピュータの歴史、システム開発の歴史から見れるNoCodeなど色々な観点からNoCodeに関して深堀りして話しました。

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1-3-2.質疑

座学中に気になったことを質問してもらいました。

1-3-3. ハンズオン

時間も短いかつ、ビジネスメンバーも多くいたので簡単に利用できるGlideを使ってランチマップを構築しました。

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2. NoCodeってなに?

2-1. NoCodeが解決するもの

NoCodeは、アイデアがサービスになる魔法のツールではない。あくまでのソースコードを書かなくても良いというツール。サービス開発における最低限の知識、経験、作業が必要になる。

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2-2. NoCodeで作れるもの

メルカリのクローン、航空券検索・予約、テイクアウト店検索のようなものが作れます。ECや予約サイトなど定型的なサービスは、決済機能などが用意されており作ることが可能です。

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2-3. NoCodeを勉強すべきか

使えるシーンやタイミングは、まだまだ狭い。ビジネスメンバーは今すぐやる価値あり。プログラミングという能力がなくてもサービスを作ることができる。また、エンジニアが普段やっていることの一部を知ることができる。エンジニアはソースコードを書かなくても、NoCodeがまかなえる範囲を知っておくのが重要です。また、NoCodeに取って変わられる部分と変わらないエンジニアリングの本質を見極めるいい機会になると思います。

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その他、このNoteでは語っていない歴史における位置づけやNoCode時代に突入した際に身に付けておくべき能力などをまとめています。
スライドがありますので是非こちらをご覧ください。

3. リモートでの勉強会を成功させるポイント

3-1. コミュニケーションルールを決める

リモートでどうしても困るのがコミュニケーションです。
勉強会だと講師が一方的に話す形になり、聞いている人の反応が読めません。

また、聞いている方達もいつ質問していいのかなと迷うと思います。

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CommentScreen(コメントスクリーン)

Comment Screenは聴講者が投稿した文字が発表者の画面に流れてくるツールです。まるで、ニコニコ動画やShowRoomのようなことができ、反応やリアクションが伝わり、勉強会の盛り上がりをつくることができます!

Slido(スライドゥー)

Slidoは、勉強会やカンファレンスで匿名、非匿名で質問を収集することができるツールです。

・匿名で質問ができる
・発表者の発表を妨げずに質問できる

質問しやすい環境をつくることができます。

3-2. ハンズオンの流れを事前に説明しとおく

ハンズオンのシミュレーションは何度か行っておく
使うツールやアカウント、ブラウザ、OSなどの環境を事前に確認しておくことが必要です。
実際、私もシミュレーションをしたのですが、それでも詰まった部分があったので想定外の事態になることも考え、バッファーを用意しておくことも重要です!

3-3. 遅い人に合わせ、早い人には早く進められるように用意しておく

ハンズオンは、一番進みの遅い人に合わせる。
早い人に対しては、手順や完成目標を先に提示しておき、勝手に進めてもらうようにしておくといいと思います。

4. まとめ

・NoCodeはこの先も広がり見せそう
・時間があるならNoCodeの勉強をしといた方がよい
・リモートでのハンズオンはコミュニケーション設計が重要

対面でやる時には考える必要のなかったコミュニケーション部分が成功の肝となります。リモートで勉強会をやるときに参考にしてみてください。

反省点

最後にアンケートを取ったのですが、下記のような意見もいただきました。準備期間が短く手順書を用意できなかったり、初心者に合わせてたつもりでもちょっと早かったりと改善点はまだまだありそうです!

👀アンケートでもらった意見
・私としては進みが少し早かったです。。
・初心者の私は途中でついていけなくなったりしました
・オンラインだと難しいので、手順書とかあると外部でやる時にいいかも


そして、今回NoCodeを触れていく中で一エンジニアとしても非常にワクワクするものである反面、「こんなに簡単にできちゃうんだ、エンジニアの仕事なくなるかも」という不安も覚えました。

NoCodeが流行ったからといってエンジニアが完全に不要になるわけではありません。しかし、能力、やるべきことを見定めていく必要があるとしみじみ感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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