ぶつかった「壁」と、見つけた「好き」 part3
第三弾となる「壁と好き」。このテーマは今回で終わりです。
最後の題材は...。
part3 対面イベント販売
対面イベントは今までに2回経験をして、今月には3回目を控えています。
初めてと2回目の出店は異なるイベントでした。
3回目のイベントは1つの目標であった大きなイベントです。それに備えて、1回目、2回目の出店を振り返ろうと思うのでお付き合いください。
人混みが怖い
半年間で3つの販売方法を経験することを目標にしていたのですが、実は私、人混みが苦手…。
情報量が多いし、すれ違う人にどう思われるか不安、雑音で頭がくらくらする。こんな症状があって、一時期はヘッドフォンなしで外出が出来ないこともありました。
今でも街中へひとりで出かけるときはヘッドフォンが欠かせません。
けれど諦めないと決めた作家活動、昔のようにお外へ出るトレーニングにもなるので対面イベントにチャレンジしました!!
ハンドメイド作家を選んだ理由
そもそも、第二の人生の舞台をハンドメイド業界に決めた理由の中に、
ヘッドフォンをしないと地下鉄に乗れないのに、出勤は大変なんじゃないか、
過敏症でコロナ禍のマスクマナーも苦しい中で接客は難しいんじゃないか。
そんな家族の不安の声がありました。
けれどメインはお家でオンラインショップにしても、対面イベントには参加したい思いがあったのです。
私の住む街ではハンドメイドのイベントが多数あり、以前は私もお客さんとして時々友人と会場に足を運んでいました。そこで出会うキラキラのかわいい作品や、かっこいい作家さんにとても強い憧れがあったのです。
実際に出店してみて…
緊張したけど楽しかった!
初めてお客様の声をじかに聞くことができ、憧れの「キラキラ」してるね、かわいいね、のお言葉をもらい、画像や説明文では伝えられないお話が出来たり、充実感のある体験でした。
そういえば私、接客が好きだったんだ!
学生時代にアルバイトを始めてから、接客業が大好きになり、写真の世界にいた時は、自身で写真展を主催するほどでした。
なんで忘れていたんだろう?お客様の目の輝きに「好き」を思い出させてもらうことが出来ました。
昨年10月の出店では、先輩作家さんに「自信がもてなくてもいろんなイベントに参加してみたら得意が見つかるかもしれないよ」と、優しい言葉もかけてもらい、今月(3月)に2回目のイベントに参加しました。
「これでいい」じゃなくて「これがいい」
初めての出店では、まだ什器もそろっておらず、手探り状態でしたが、その経験をもとに2回目の出店には自作の什器を用意しました。
そうしてディスプレイ什器が完成したとき、心の中ではっきりと自分の声がしました。
繊細さんの私は人の顔色を窺いがちで、自分の気持ちを蔑ろにすることが多かったので、この気持ちの変化を感じて、「あ、私成長してる」。と気づくことができました。
それは作品についても商品写真についても同じことでした。
主治医からトレーニングをするように言われていた、本当の気持ちを言う練習の成果が思わぬところで発揮できたのです。
3つの販売方法を経験して
ハンドメイド作家として活動を始めて10ヶ月、私は自分が大きく成長したことを実感しています。
新しいことにチャレンジするのはとても怖いことだけれど、やってみたら何とかなったし、体験や感情を分析してみることで自分と向き合い、強くなることもできた。
今は細分化しすぎない目標をたてて、自分のレベルにあった壁を一つずつ乗り越えているところです。
一気に3つの記事を書いて少し疲れてしまったけれど、文字にするのも頭と心の中を整理するうえで大切だということが分かりました。
相談ができる相手を作ることも大切だけど、まずは自分や見えない誰かに思いを綴ってみてはいかがでしょうか?
最後に、素敵な台詞をご紹介します。
植松電機の植松努さんのスピーチの中に出てきた言葉です。
20分ほどの動画ですが、お時間のある方はご覧になってみてください。
https://youtu.be/gBumdOWWMhY
今回はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日の一枚
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