見出し画像

マイ秘ストリー#14〜私は私のために生きなきゃと思ったの

2021/8/22の日記より

今の私をすごいと思わないでほしい
今に至るまでの私の努力をすごいと思ってほしい
今、すごい人、すごいと思われる人、本当にすごい人の裏側には人知れぬ深い深い悲しみがあることを私は知っている

私だってそう、ものすごい悲しみを味わってきた
みんなのため、そう思って努力してきたのに、いつのまにか私が邪魔者扱い、
みんなのためと思ったのにそのみんなに裏切られた、先輩たちにも嫌がらせをされ、後輩にもバカ者と思われ、同学年にも見捨てられ
もちろん私も悪かったと思っている、けどあまりにも残酷だった

そんな悲しみを抱えて、私は私のために生きなきゃと思ったの
だから毎日必死になった私を愛せる自分のなるために
自分で努力してきたの
それを何も知らずに今の私だけを見て、
これが私だと思われるのは、嫌、嫌、嫌
「すごい」の裏には悲しみがある、底知れぬその人しか味わえぬ悲しみがある
それを私は知っているんだ
だからすごいという言葉は嫌い、薄っぺらい、大嫌い


自分のことが大嫌いで、憎たらしくて、許せなくて、
かもを正確も体形も声も考えも言葉も動作も全部全部嫌い出、自分なんてなんの価値もなる、生まれてきた意味もない
死んでも人口が一人減るだけなんて思っていた
自分を愛したことがなかった私が
長い長い悲しみの末、絶望の末、苦しみの末、
誰もが私のことを嫌ったとしても、私だけは私のことを愛してあげようと思った
愛してあげたいと思った
許してあげなきゃと思った
認めてあげようと思った
好きでいるべきだと思った

だから毎日朝早く起きて、毎日一日の目標を立てて、夜には一日を振り返って、良かったことを書きだして、
自分を愛せなかった十何年を取り戻すかのように必死に生きた
そして、願ってた自分に今少し、少しだけ近づけているんではないか、そう思えてる
今の私は数年前の私じゃない
変わりたかったずっと
それがやっと変わり始めている段階に入りかけた
まだまだだけどでも、あの時願った「自分を愛せるようになりたい」という思いは今日少し実現している、
今思えば、私はすごく努力した

前向きなんて要素がどこにもなかった私が、
自分に自信なんて1㎜も持てなかった私が、
今、自分を大事にできている

当時の私に言ってあげたい
「変われるよ私」「変われるんだよ私」
本当に今だってまだまだだ
全然何も変わってないように思う自分もいる
でも嫌いじゃないよ、今幸せだよ

悲しみは誰にもわからない、それも悲しいけどそれていい
分かってたまるかとも思う
分かるよなんて言われたらめちゃくちゃムカつくだろうなあと思う
分かるわけないバカって思う

悲しみは悲しみのまんま、きっと何も変わらない
でも誇れる
あの悲しみがなければんらないんだとわかってほしい、わかってくれるはずだなんてエゴ、捨てる努力をしなくては
理想の自分はまだまだです
んでも、あの時の理想はきっと叶っているんだと思う
まだまだだけど、大人になった

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?