新潟県女性議員の会 総会&研修会
2024年7月17日(水)
県庁議会棟において行われた新潟県女性議員の会 総会と研修会に参加しました。
【県女性議員の会 総会】
花角知事が来賓としてご出席され、祝辞をいただきました。
知事は、「女性の活躍」について、
・能力と意欲のある女性が伸びれるように
・困難を抱える女性の支援
について触れられていました。
その後、県女性財団理事長の畠山様の来賓祝辞では、
・ジェンダーギャップ指数が125から118位になったこと
・男女ともに家庭と仕事の両立を求められること
等、話されていました。
【研修会】
新潟県知事政策局
男女平等・共同参画統括監の平田様より
「男女共同参画について市町村に期待すること」と題してご講演いただきました。
Ⅰ 県の取り組み
Ⅱ 市町村に期待する事
・男女共同参画計画 策定を進めるように
・防災会議に女性委員が増えるように
参加者から、女性委員が増えにくい事の要因の一つとして、様々な会のメンバー構成が、当て職になっており、女性が各団体のトップになっていく事の難しさについて話がありました。
それに対して、他議員から当て職の団体を、女性がトップの団体に変えると言う助言がありました。
次に
新潟県福祉保健部こども家庭課
課長の小島様より
「子育てに関する国・県の補助金」についてご講演いただきました。
県が行っている事業の一覧とそれに対する市町村の実施状況の一覧で、取り組みがわかりやすかったです。
それぞれの詳細については、実施されている市の状況を、出席されている議員からお聞きすることもでき、参考になりました。
参加者から
・女性相談支援法は市は努力義務となっているが、連携する企業がない等の理由もあり、県との連携が必要ではないか
との質問に対し、
女性財団がサポートできるのではないか、
7市では会計年度任用職員が対応している
との応えでした。
専門職にも関わらず、年収200万円以下の会計年度任用職員として働いている事、その多くが女性であること
それが、若い女性が流出している事につながっている
すべての専門職を正規で採用すべきではないかとその議員はおっしゃっていました。
その通りだと私も思います。
不安定雇用で、福利厚生も悪いなかでは、子どもを産んで育てることは非常に困難。
また、不安定雇用の中で、自分の専門職としてのスキルを上げることも難しい。
私自身も、非正規雇用の中で、職場からいただけた研修を受ける機会は極わずかで、年に数回、休みを取って自費で研修を受けにいっていたことを思い出しました。
免許や資格を持っていながら、その仕事につかない専門職が大勢いるといわれています。なぜ?
私自身が、保育士の仕事を辞めた理由は、人権のない扱いを受けた不安定雇用です。
株式会社で介護の仕事に就き、相談援助業務も任せていただき、そこでは大事に育ててもらい、感謝しています。
人を育てるって、時間と労力がとてもかかることです。
少子化から抜け出すには、人材育成が重要なカギになるのではないかと思います。
すばらしい人たちと出会え
夢と希望をもって、ひとつひとつ取り組んでいきたいと改めて思える日となりました。
ありがとうございました。
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