見出し画像

中小企業と大企業の生成AI活用状況の比較

こんにちは。おもちです。

生成AIコンサルタントを本業としている弊社としても、中小企業と大企業の生成AI活用の比較について調査をしているとこんな記事を見つけました。

こちら

利用率に関して

結論から言うと、「日常的(週数回以上)に生成AIを利用している」は、大企業40%、中小企業20%と約2倍の差でした。

ほぼ毎日利用している」との回答は、大企業10.5%、中小企業の1.3%で、差は更に拡大しているみたいです。

生成AI導入ハードルに関して

「使用方法のノウハウが不足している」は大企業43.1%、中堅・中小企業38.6%と、どちらも共通の課題を挙げていますね。

一方で、「セキュリティ面で課題がある」は、大企業33.1%、中小企業17.5%と両者に差があります。


ちなみに弊社は中小企業向けに生成AIコンサルタントを展開していますが、上記の数値は肌感的にも正しそうです。

生成AIに係る教育

「すでに生成AIに係る教育を実施している」は、大企業の28.7%、中小企業6.6%と、 約4倍の差。

いかがだったでしょうか。

やはり大企業の方が生成AI導入に積極的ですね。これは経営資源等を考慮しても当然と言えます。

先見の明を持った中小企業も少しずつ生成AI導入に関心を持っているようですが、我々は以下に二極化されていると感じています。

1.そもそも生成AIに興味がない、知らない
2.興味があるがどこから始めれば良いのかわからない、人的リソースも割けない。よって興味があるが後回しになっている

「2」の中小企業は潜在層として多いと思われます。

日本のほとんどの企業が中小企業なわけで、彼らにもどうにかして生成AIを届けるためにも、一層努力していきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?