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反応しない練習 読書会 ~欠けていた視点の発見~

 noteに書いた「反応しない練習」の感想に反応してくれた方々と(反応してるやん、というツッコミは置いておいてください笑)、範囲を広げず少人数でオンライン読書会を行いました、

そこで新たな深み、発見が。

 それは「自分の心を客観視すること。相手の気持ちには近づいて理解しようとすることの大切さ」です。

 「反応してしまう」状態とは、誰かの発言、何か外部で起きた出来事に怒ったり、失望したり、恐れたりする状態。意識は外に注意を向けている状態です。

 でも、意識が外部に向いていることと相手の気持ちと近づいている、ということはイコールではありません。
 むしろ相手の本当の気持ち、考え、立場などは無視している状態で、とても離れています。
 自分の考えが正しい、自分の判断が正しい。自分を客観視することができず、自分の気持ちに入り込んでいる状態です。

 これが「反応しない」状態になるとどうなるか。

 自分の気持ち、欲求をただ「ある」と認識して客観視している状態。つまり、自分の気持ちに入り込んでいる状態から一歩離れています。
 その状態になると、落ち着いて相手に「寄り添う」ことができます。
自分の気持ちや欲求と、相手の気持ちや欲求をそれぞれ「ある」という事実をただ認識している状態。
 そうすると「そりゃ、そう思うこともあるよね」と「寄り添う」ことができるようになります。
 自分の気持ちを疎かにするわけではなく、自分の気持ちも他人の気持ちも大切にする。

 そうすれば相手が反撃することもなくなり、リスペクトし合えるようになる・・という好循環が回っていきます。
変なマウントのし合いもなくなります。

図1

 以前のnoteでは、自分視点で外部刺激に「反応しない」ことにフォーカスを当ててまとめましたが、そこから発展して「相手の気持ちに近づき、寄り添うこと」の大切さ、インタラクティブな視点がプラスされました。

 自分がこれを実行できるようになるか、その前にまずは今以上に「反応しない」ようになれるか・・・。課題は続く。


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