デザイナー歴15年！AI時代に勝ち抜くデザイナー生存戦略「生成AIを活用して"売れる”デザインへ」講師：kats氏
【AI Dreamers Production】とは？
AIがもたらす未来は、もはや誰にも予想できません。
少なからず私たちの生活や仕事、社会全体に影響を与えることが考えられます。
人間とAIが共存することで、より効率的で便利な社会が実現する一方で、AIによって失われるものや、人間の役割が変化することによる課題も生じることが予想されます。
【AI Dreamers Production】では、専門家の方や既にAIを活用されている方をお招きし、活用事例を知ることでAIとの明るい未来をどう切り拓いていくか参加してくださった皆さんで学ぶ会です。
私たちと共に、AIを活用して、起業・独立を目指し、自分で人生を選択するボーダーレスな世界に飛び込んでいきましょう。
◆内容
・AIを実際に活用している方、AIに知見のある方をお呼びしてのセミナー
・原則水曜21:00~22:00開催予定(参加無料)
・カジュアルにAI活用事例やAIの未来について語る会です。
(夜も遅いのでドリンク片手にといった感じで参加ください)
・後々はオフラインのセミナーや規模を大きくした会を開催していく
「AI Dreamers Production」Peatixはこちら↓（ぜひフォローください)
https://thefutureof-ai.peatix.com/
◆運営メンバー(プロモーター)
ころすけ
メディア関係の企業に14年勤めたが退職し独立。文系出身。
AIを活用して人々のお金と時間を自由に。
人と話すことが好きです。
【𝕏（旧Twitter）】
ウエツ
No.3代行(経営者のスキマ時間づくりをお手伝い)を事業として行う。
現在は８社掛け持ちパラレルワーク。
※「No.3代行」詳しくはこちら
【Twitter】https://twitter.com/threetno3
#61 スピーカー ：kats さん
デザイン×プロモスクール「０１サムネイル制作キャンプ」を運用
未経験バイト→デザイナー→マーケター→デザイン組織マネージャー
デザイナー歴10年以上
ご依頼はポートフォリオから➡️ https://lit.link/katsedi10
▶【Xアカウントはこちら】
セミナー内容
１．自己紹介
みなさん、こんにちは。
katsと申します。
現在、企業に所属しながら副業でデザイン事業を展開しています。
主な業務は、LPやVSL（ビデオセールスレター）の制作、個人事業主の方向けの対談動画制作など、プロモーション全般を手がけています。
また、デザインスクールも運営しており、Photoshop未経験の方がマネタイズできるようになるまでをサポートしています。
基本的には、自分のデザインスキルを活かした活動を幅広く行なっています。
サムネイル制作から始まり、今では著名なインフルエンサーの方々のランディングページ制作なども手がけさせていただいています。
SNSでは、デザインに関する情報発信を行い、わずか2週間で5000人以上のフォロワーを獲得することができました。
デザインの力で人々のビジネスを支援し、価値を提供することを心がけています。
２．これまでの経歴
私は専門学校で動画系の勉強をしていた時に、制作過程の一環としてPhotoshopに触れたのがデザインとの出会いでした。
新卒で入社したのは広告系の企業で、CMのディレクションやWebサイト制作など、プロモーションに関わる幅広い業務を経験しました。
その会社で7年間勤務した後、一度転職を経験し、フリーランスとしても活動。
その後、再び会社員として働きながら、副業としてデザイン事業を展開するようになりました。
本格的な副業としての活動を始めたのは去年からです。
最初はサムネイル制作からスタートし、その後クライアントからの紹介で仕事の幅が広がっていきました。
現在では、LPやVSLの制作が主力業務となっています。
VSLに関しては、台本のライティングから撮影、編集まで一貫して手がけています。
時にはグリーンバックを使用した本格的な撮影も行っています。
このように、デザインの技術を軸に、プロモーション全般をカバーできる人材として成長してきました。
３．業務で活用しているAIツールについて
私が現在活用している主なAIツールをご紹介させていただきます。
画像生成に関しては、Adobe Fireflyをメインに使用しています。
Fireflyは最近アップデートされ、非常に使いやすくなっています。
高速モードが実装され、画像の生成スピードが格段に上がりました。
また、Midjourneyは特にアニメキャラクターなど、キャラクター系の制作に優れています。
さらに、Midjourneyにはブレンドという機能があり、2つの画像を掛け合わせて新しい画像を生成できる便利な機能があります。
Leonardoはマンガチックなテイストの表現に強く、より細かい表現が可能です。
特にFireflyは商用利用の権利がクリアになっているため、安心して素材として活用できます。
また、Photoshop上での生成塗りつぶし機能など、既存の画像編集ソフトとの連携も優れています。
例えば、縦長の画像を横長にしたい場合、AIが自然な形で背景を補完してくれます。
このように、AIツールを効果的に使い分けることで、より質の高い、多様なデザインワークが可能になっています。
４．デザイナーに必要なこととは
デザインセンスを磨くには、インプットの量が決定的に重要です。
インプットが少ない人は、「可愛い」「かっこいい」の基準が偏りがちです。
そのため、大手企業のデザインや書籍、雑誌、YouTubeのサムネイルなど、様々な媒体から情報を集めることを心がけています。
時には「真似る」というアプローチも大切です。
ただし、単なるコピーではなく、そこから自分なりのアレンジを加えていくことで、独自のスタイルを確立していけます。
特に日本語のデザインは、英語と比べて文字組みが難しい特徴があります。
例えば、漢字とひらがな、カタカナが混在する場合、それぞれの文字のバランスを取るのが非常に繁細な作業となります。
Canvaなどのテンプレートでは対応しきれない部分も多く、プロのデザイナーとしての技術が必要とされる部分です。
つまり、AIツールやテンプレートの普及に関わらず、デザイナーとしての専門性は依然として重要な価値を持っているのです。
５．AIを活用した実践デザインノウハウ
実際のAIを活用したデザイン制作の例をお見せしたいと思います。
例えば、ペンキテクスチャーのような背景を作る場合、Fireflyで日本語のプロンプトを使って簡単に生成できます。
さらに、内蔵されているスタイル機能を使うことで、ネオンのような効果も瞬時に追加することができます。
生成された画像は、アップスケール機能で高解像度化し、そのままダウンロードして使用できます。
また、Midjourneyのブレンド機能を使えば、2つの異なる画像を組み合わせて、オリジナリティのある新しい表現を作り出すことも可能です。
これらのAIツールを組み合わせることで、従来では時間のかかっていた作業を大幅に効率化できます。
ただし、AIで生成された素材をそのまま使うのではなく、デザイナーとしての目線で必要な調整を加えることが重要です。
このように、AIはデザインワークの効率を上げるための強力なツールとして活用できます。
６．デザイナーとして収益を上げていくSTEP、方法
収益化の観点から最も効果的なのは、クライアントワークです。
そして、特に重要なのが、ビジネス系のコミュニティへの参加です。
面白いことに、ビジネスコミュニティにはデザイナーが少ない傾向があります。
多くのデザイナーは、デザイナー向けのコミュニティにしか属していないからです。
全く異なる分野のビジネスコミュニティに参加することで、新しい市場や機会に出会うことができます。
私自身、コミュニティを通じて多くのクライアントと出会い、紹介をいただくことができました。
例えば、サムネイル制作だけでも月10-15万円ほどの安定した収入を得ることができました。
ただし、単なるアドビの作業代行ではなく、ビジネスの成果にコミットできる提案力が重要です。
そのためには、ロジカルシンキングを学び、クライアントとの対話力を磨くことも大切です。
７．AI時代のこれから、デザイナーとしての生存戦略
AI時代において、デザイナーの仕事がなくなるという懸念がありますが、私はそうは考えていません。
AIの進化により、アウトプットの時間が短縮されただけであり、それは新たな可能性を意味します。
従来、デザイナーはアドビの作業代行のように扱われがちでしたが、その時間が短縮されることで、より本質的なビジネス活動に時間を使えるようになります。
例えば、営業活動やカスタマーサービス、アップセルの提案など、デザイン以外の価値提供も可能になります。
また、重要なのは、自分のクリエイティブ力を言語化し、論理的に説明できる能力です。
海外では、デザイナーはマーケターやプロモーターとしての役割も担っており、より高い価値を認められています。
このように、AI時代のデザイナーは、単なる制作者ではなく、ビジネスの成果に直接コミットできるクリエイティブ・プロフェッショナルとして進化していく必要があります。
８．katsさんの夢はなんですか？
私の夢は大きく2つあります。
1つ目は、自分のクリエイティブチームを作ることです。
現在は個別の受発注関係が中心ですが、将来的にはチームとして何でもこなせる体制を作りたいと考えています。
経済的にも余裕があり、自分たちでプロジェクトを起こせるような、創造的な組織を目指しています。
2つ目は、日本のデザイナーの価値を高めることです。
現在の日本では、デザイナーがアドビの作業代行のような位置づけにとどまっていることが多いです。
一方、海外ではデザイナーはマーケターやプロモーターとしても認識され、より高い報酬を得ています。
例えば、海外ではMFA（Master of Fine Arts）を取得したデザイナーの年収が、MBAホルダーよりも高いこともあります。
このような状況を変え、日本全体のクリエイティブの価値を高めていきたいと考えています。
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★このセミナーを動画で見たい方
冒頭部分はYouTubeでご覧になれます。
また、この動画を含め、過去のADPセミナーは月額制の有料コミュニティのみで原則視聴できます。
下記のLPからADPの想いに共感した方はぜひ、入会してみてください。
【YouTube】
【コミュニティ】
AIを活用して創る未来
本日のセミナーでは、katsさんから、AI時代におけるデザイナーの可能性と戦略について、具体的な実践例を交えながらお話しいただきました。
特に印象的だったのは、AIツールを効果的に活用しながらも、デザイナーとしての本質的な価値を高めていく重要性についての指摘です。
また、デザイナーが単なる制作者の枠を超えて、ビジネスの成果に直接コミットできるプロフェッショナルとして成長していく必要性も強調されました。
参加者の皆様にとって、AI時代におけるデザイナーとしての新たな可能性を見出すきっかけとなったのではないでしょうか。
AI Dreamers Productionでは、今後もビジネスとAIの融合に関するテーマを取り上げ、皆様のビジネスに役立つ情報をお届けしてまいりますので、引き続きご参加をお待ちしています。
次回のAI Dreamers Productionセミナー
AI Dreamers Production は毎週水曜日の21:00〜22:00開催してます。
ご参加いただいた方々でAIについていろいろと語りたいと思いますので、是非ご参加ください。
次回は
日時：2024年12月18日（水）21:00～22:00
<AI Dreamers Production> #62
【参加無料・特典あり】
2025年こそ挑戦したいあなたへ。
AI時代の今こそ知りたい！副業0→1ステップ
講師：久保田亮氏（「メイカラ」代表）
URL：https://adp-62.peatix.com
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