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コミュ障の独り言

言いたいことを言うって難しいです。

こんな風に言ったら変かなとか、嫌な思いをさせるかなとか、嫌われるかなとか考えているうちに、そもそも言いたいことが何だったか分からなくなってきて、言わずじまいになったりします。

いつの間にか、「言いたいこと」が「言いたかったこと」になって、積もり積もっていきます。

そして、自分の心の中に充満し続けたモヤモヤは、そのうち爆発してしまいます。

爆発すれば、言いたかったったことが一気に溢れ出るかというと、そうではありません。

これまた厄介なことに、感情が涙になって溢れて止まらなくなります。

すごく厄介です。

それに、相手をすごく困らせてしまいます。

なのに、相手を困らせてまで言いたかったことって、相手からしたら、なんだそうだったの、その時に言ってくれたらよかったのに、くらいのことだったりします。

その数分のために、何十時間も悩んだり、泣きすぎて表情筋やこめかみが痛くなったりしながら、やっとの思いで言葉にたどり着きます。

その言葉も、しどろもどろだったり、話が飛んだりして、まとまっている訳ではありませんが。

結果的に、言葉より気持ちを伝えることの方が難しいという話でした。




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