いいかげん、私は私のペースを受け入れようと思った
前回のnoteで “自分をオフにする方法” を書いたところなのに、また強制オフモードに入ってしまった。
ガチガチに固まった体を起こしていられなくて、布団にくるまって息を潜めている。
そんなとき、5歳の娘は基本的にひとり遊びをしている。甘えたくなったとき、お腹が空いたとき、何か手伝ってほしいときだけ「ママ〜」と声をかけてくれる。
もちろん、こんな風にうまくいかない日だってある。
「ママ、今日もしんどいの?つまんない!」
と怒る日だってある。
全くもってその通りだ。私はただ謝ることしかできない。
子どものお世話をする、遊び相手になる、家事をする……それらをまともにできないのが、悔しい。
「なんで私だけ?」
視野が狭くなると、こんな思考に陥りやすい。まわりと比較して落ち込んでも、良いことなんて何もない。実際には、みんないろいろあるはずなのにね。
いいかげん、私は私のペースを受け入れなければならない。忙しさにかまけていると、ついつい自分自身を置き去りにしてしまう。そのときは凌げても、後から不調の波に飲み込まれることになる。
「感情を書き出す」
「ヨガをする」
「時々、映画を観る」
不調に傾いた自分をフラットに戻す方法は、たくさんある。難しいのは、それらをバランス良く取り入れることだ。
例に挙げた3つの中でも特に時間を要するのが「ヨガ」。私の場合、1日2時間はかかる。
「毎日2時間ヨガをしています。」
なんと贅沢な響きだろう。
毎日2時間もヨガをしているなんて、よほど時間に余裕があるに違いない。そう思われても仕方がない。
でも実情は違う。サボると、その日の疲れが取れない。その後の過ごし方に大きく影響するから、2時間かけるのだ。
それを分かっているはずなのに、やはり贅沢な気がして、罪悪感を持ってしまう。
私はこの罪悪感を、もう手放したい。私が私でいるために、生きていくために必要なのだから、贅沢ではないはずだ。
実は最近、ヨガを十分にできていなかった。時間をかけたくないからと、なんとなく簡単なメニューだけをこなしていたら、調子を崩してしまったのだ。
続けるのって簡単ではない。続けるための工夫を、怠ってはいけないなぁ……。
「やっぱりヨガやらなあかんわ。」
こう考えたのは何度目だろうか?
「それ、前にも言ってたよな!」
夫に笑われた。全くもってその通りだ。
自分に多くを求めるのはやめたい。子どものお世話をして、遊び相手になって、家事をして……そのために「感情を書き出して」「ヨガをして」「時々、映画を観る」それでいいじゃないか。
何度目か分からないけど、今まさに痛感している。
私は私のペースを受け入れる。自分自身に刻み込むために、この記事を書いた。今日はもう感情を書き出せたから、寝る前にヨガをしよう。そして時々、映画を観よう。
明日はもっと元気に過ごせますように──。
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