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コーチの私がクライアントさんから貰っているもの


お金? 経験??
コーチの私がクライアントさんから貰っているものは、その人の「視点」です。

私がクライアントさんの立場なら、困って身動き取れなくなる場合でも、スッと行動されていたりします。

今まで生きてきて、「そんなこと考えたこともなかった!」ことを考えられている方もいます。

コーチングの場面では、クライアントさんが何を大切にして生きているのか、その理由を聴かせて頂くことがあります。

お一人お一人に歴史があり、楽しいこと、嬉しいこと、感動したこと、悲しいこと、辛いこと…様々な小さな積み重ねがその人らしさ、その人ならではの視点を作っています。そこで気づいたことは、

私が見ているのは、自分メガネをかけて見ている世界

いかに自分の視野が狭かったのか!!客観的に考える、俯瞰してみるという努力をしていても、私が見ている世界は、自分メガネを通じてみている世界なのです。

クライアントさんのお話を聴かせて頂くたびに、少しずつ視野を広げてもらっているのではないか?と感じています。

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ちなみに、私が通ったコーチングスクールでは聴く姿勢を

クライアントさんと同じベンチに座って、同じ景色を眺める

と習いました。クライアントさんが感じたままに、見えるままに、私も感じて見てみたい、と思っています。セッションの前にそっと自分のメガネを外し、お話を聴いているときだけクライアントさんの眼鏡をかけさせてもらう、そんな感覚でいます。

クライアントさんに質問するとき、私はメガネ屋さんになって、クラアントさんの眼鏡に度数の違うレンズや色付きのレンズをはめていきます。そうすると、今まで見えていた世界と違う世界が見えてくることがあります。

そうやって得られる気づきもコーチングの醍醐味なんです。

コーチは、クラアントさんの視点を貰い、新しい視点を提供する。

クライアントさんは、新しい視点を貰い、気づきを得る。

コーチは、気づきを一緒に喜ぶ。そんなフラットな関係です。

クライアントさんにとって、意味のあるレンズを提供できるように、今日もコーチングの学びを深めていきたいと思います!

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