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「9~17時出社はクレイジー」。でも個人的には2時間くらいがちょうど良い

「9時から17時まで働くだなんて頭がおかしくなりそう」

昨年10月あたりにTikTokerのブリエルさんが涙ながらに動画で訴えた結果、世界中から多くの意見が寄せられました。

一部の人々からは、「生ぬるいことを言うな」といった辛辣な意見や、一方で「私も、9時5時の仕事に就いたときはしんどかった。これが人生だなんて信じられなかった」と苦痛の叫びに共感する声も上がった。

その後、ブリエルさんは勤務するマーケティング会社を解雇されてしまったとか…

ところで、今の1日8時間働くというルールは、100年以上も前に定められたものです。1919年の国際労働機関(ILO)第1回総会で「1日8時間・週 48時間」という労働制度を定め、これが国際ルールとして確立されることになりました。そして、日本でもその年に川崎造船所が8時間労働を採用し、1947年の労働基準法施行へと繋がっていきました。

そういえば、アメリカではとっくに週休2日制になっていたんですが日本では遅れること60年。松下電器での導入を皮切りに1980年代後半にようやく広まっていったようです。

果たして8時間労働はクレイジーなのか?

恐らくいろいろな意見があると思いますが、100年前の当時と比べても、今では職業の報酬と労働量に全く比例していない社会になってしまっていると思います。

例えば工事現場で汗水流して8時間働くよりも、一瞬の株式売買で得る収入の方がずっと大きいとか…

日本にいるとなかなか見えてきませんが、1%の者が4割もの富を保有する現在では、たぶん1日4時間労働だろうと、10時間だろうとそれほど問題になるような差ではないかと思います。労働時間が半分になれば、自ずと物価や貨幣価値が調整されていくだけだと思います。

そして結局、僕は何時間働こうが貧乏ということには変わり無いということですが…泣

でも、個人的には1日2時間労働くらいがちょうど良いなって思っています…。午前中にカフェに行って朝の2時間集中してお腹が空いたらあとはのんびり過ごして、夕方多めの散歩して汗を流す。

たぶん、富の集中を解消すればみんなこんな生活が出来ると思いますよ。今は偶発的に分配が偏ってしまっただけで、もう一度人類史をやり直せば大逆転もあり得るかも知れませんが…すみません負け組の遠吠えです。

これからAIが働いてくれるようになると、ますます富の集中が加速してくると思います。そろそろ新たなメカニズムを考える時期に来ているのかも知れませんね。


今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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