ひーちゃん

社会人を経て看護師になりました。 病棟勤務しながら2児の子育て+妊娠中。 現在第三子…

ひーちゃん

社会人を経て看護師になりました。 病棟勤務しながら2児の子育て+妊娠中。 現在第三子妊娠中、自宅安静中…。

最近の記事

夫が専業主夫になったら、全て上手く回りはじめた話。

「仕事がなくなっちゃったみたいで…働けないみたい…。」 来月から転職し新しい職に就くはずだった夫がボソボソと歯切れ悪く言った。 はい? 働けないって何? どういうこと? え? お金は?お金は?お金は? どうするのさーーーーーーっ!!  申し訳無さそうに困った顔してる旦那を前にして、優しく「大丈夫だよ、なんとかなるよ。」とは言えなかった。 2020の年4月、新型コロナウイルスが騒がれ始めた頃。 時代の波にのまれ、夫の転職話が頓挫した。 焦った。焦りまくった。 ウチには余

    • 私が14歳だった頃 夢みた世界平和

      私が14歳だった年の3月11日。 塾の帰り道、車の中で父が「また戦争が起こる」と言った。 なんで?と思って帰ると、いつもは消されてるはずのテレビはニュースを流していた。 「同時多発テロ」だった。 私はショックを受けた。 「また戦争が起きる」 その言葉が何度も浮かんでいた。 怖い。誰も死んでほしくない。死にたくない。 第三次世界大戦が始まる…。 その夜はあまり寝付けなかったのを覚えている。 翌日、学校に行くと「私の世界」は壊れていなかった。 前日と何も変わらない。 同時

      • 母の日に、母になった日を思う。

        私が母になった日は、2015年の9月29日。 第一子を産んだ日ではない。 初めてエコーで小さいマルを見て、赤ちゃんがいると知った日だ。 そして母になって12日。 私は子どもを失った。流産してしまった。 たったの12日間の母。 今思えば母親の"カン"だったのか、妊娠が分かった時もしかしたらダメかもしれないと不安で不安で仕方なかった。 まだつわりもなく、もちろん胎動もなくて、母親としての身体の実感は一つもなかった。 それなのに喪失感は大きく、狂う程に悲しかった。

      夫が専業主夫になったら、全て上手く回りはじめた話。