ベンゾジアゼピン薬害
命がけの断薬
お釈迦様の教えに、「決して自分の過去の失敗を他人に話してはいけない。」というものがある。信頼を無くすから。
ベンゾの罠にかかったことは確かに過去の失敗だし、それをシレッと隠して今後生きることも出来るが、余りの苦しみに自殺していった人たちの声は、誰が届けるというのだろう?
やはり、私たち生還者が発信していくしかないではないか、、、
私が毒母に精神医療に繋がれたのは19才の時。今から32年前。
音大に行くため上京するのが不安という、ただそれだけの理由で。
今でも鮮明に覚えている。
「一生飲んでも大丈夫。安全な薬です。」と、医者が言ったことを。
結果、大嘘であった。
体の異変に気づいたのは2018年秋、ある日突然、千切れんばかりの舌の痛みに恐怖を覚え、口腔外科を受診したが、結果異常無し。
もしや精神薬か?と思いネットを調べると、卒倒しそうな恐ろしい真実が出てくるわ、出てくるわ。
今すぐにでも、麻薬から逃れたかったのだが、娘の受験があり、どうしても車を運転しなければならなかった。
倒れ込むわけにいかなかった。
ようやく子供の受験が終わり、2020年1月に一気断薬を決行(これが大間違いだった😱)、完全に廃人と化した。
床や柱は歪み、体が爆発した。
頭や背中、腸がぐねぐねと勝手に動き、舌が捻れ、真っ直ぐ歩くことが出来なかった(ジスキネジア)
手や足は勝手に吹っ飛んだ(バリズム)
うとうとすると、ビクビク体が動いて眠るどころではなかった(ミオクローヌス)
一気はダメだと知り、その後水溶液マイクロテーパーで1年10ヵ月かけて断薬、その間、腕を骨折して最悪だった😱
絶え間ない痺れと痙攣、原爆を1000発落とされたような眩しさ、地球が爆発するような恐怖、身体中に虫がわくような不快感、爪の間に針を刺されるような痛み、呼吸困難、6度から9度までの体温の乱高下etc.
いちいち書き出していたら切りが無いのだが、「10時間に及ぶ車酔いのような発作」と、「痛み苦しみさえ感じない虚無感」、この2つだけは、一発後ろから56してくれという酷さだった。
痛いとか苦しいという感情があるうちはまだかわいいもので、私の離脱はそんな領域を遥かに越えてしまっていた😱
拷問のような急性期が7ヵ月間続いた。
何度も死のうとしたけれど、あの一線を越えるのは素面では出来なかった。
クスリの力が無いと。
今、完全断薬して2年2ヵ月経過し、痺れ痙攣、眩しさ、車酔いの症状以外はだいぶ収まってきた。
やっと世界を理解出来るようになってきた。
とにかく、精神薬など生涯に亘って飲むものではない。
私は過去、とても不思議に思って、何回か医者に聞いたことがある。
「この薬はどういうものですか?」と。
答えは決まって、「ドーパミンやセロトニンを増やす薬です。」だった。
大嘘だった。
完全に、サプリメントのようなものと騙されていた。
ハッキリ何度でも言う。
「これは麻薬以外の何者でもない」と。
私はこの点に関して、内海聡先生を支持している。
世界中を探しても、精神医療にはっきりと「ノー」を突き付けているのは先生しかいない。
これは医者としてかなり勇気のいることだし、精神医療に関しては、真実を語っている希有な医者だと思う。
あのアシュトン教授でさえ、「ベンゾが辛かったらssriを飲むように」などと言っているのだから(😱あり得ない)
今にも自殺しようとしている人に、目眩まし的に与えるとか、手術の前に意識をぼーっとさせるとか、精神薬の使い方などそのくらいのものだろう。
そんな麻薬を1日3回、朝昼晩何十年と処方するなど、もはや狂気の沙汰だ。
メンタルクリニック、心療内科、ブレインクリニックetc.いくら名前を変えてみたとて、実態は脳病院である。
覚醒剤をシャブやスピードなどと名前を変えたところで、中身は麻薬と同じこと。
精神医療になど、決して近寄らないことだ。