ここ数日で読んだ本の話。

こんばんは、あいぼんです♡

ここ数日の間の読書記録を。

最初にタイトルを見た時、ありえないほどうるさいって、そんなに大きくオルゴールの音が鳴り響いてるお店なの!?
って思ったくらい、タイトルからはどんなお話なのかイメージができなかったです。
読んでみると全然そんなお話ではなかったのですが。

とある町にあるオルゴール屋さん。
その店員さんは、不思議と人の心の中に流れている曲が聞こえて、どんな曲でもオルゴールを作ることができます。
その心の中の曲で作ったオルゴールを手にした人たちの、心温まるストーリーが詰まっています。

音楽って、記憶と結びついていますよね。
聴くと当時の思い出や、その時感じた気持ちが甦ってきたり。
それに、悲しい時にはそばに寄り添ってくれるし、一歩踏み出す勇気をくれたりもする。

だから私は、音楽が大好き。
この本を読んで音楽っていいなぁって思えたし、読んでいると優しいオルゴールの音色が聴こえてくるような気がして、オルゴールが聴きたくなりました。

私がオルゴールを作ってもらえるとしたら、どんな曲のオルゴールになるんだろうなぁ。


30歳を目前にした女性が、ある日フリーマーケットで素敵な青いスーツケースに一目惚れして衝動買い。
ずっと憧れていたけど、行く勇気が出なかったNYへの一人旅を決行します。
そしてそのスーツケースは友人たちへと次々にバトンされていき、世界中を旅していくうちに、"幸運のスーツケース"と呼ばれるようになっていくのです。

このスーツケースを手にして旅をしたことで、今まで知らなかった世界を知ったり、新たな自分に出会えたり。
たった一つのスーツケースが、前に進む勇気をくれる。
人から人へこのスーツケースが渡っていき、いろんな場所で物語が展開していくのが面白かったです。

私はまだ一人旅をしたことがないのですが、まずは近場から、自由気ままに旅してみたいなぁなんて思いました。

小説って、読みながらその世界観を想像するのが楽しい。
次はどんなお話に出会えるかな?

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