あいおい

ゆらり、ふわり。

あいおい

ゆらり、ふわり。

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書きたいことを描く、描ききれない事を書く。

“周りが羨ましい。” そう思うようになったのはいつからだろう。 中学生…否、もしかしたら小学生の頃かもしれない。 私は保育園に通っていた頃から絵を描くのが大好きだった。5歳くらいで某飲食店のイラストコンテストに応募して、銀賞を貰ってから更に絵にハマっていた。“私は絵を描くのが得意なんだ”と幼いながらに思っていて、周りから褒められるために小学校にあがって、転校しても絵を描き続けた。 けれど、中学生になってからは忙しくなり、絵に時間を割くことが少なくなってしまった。当時私

    • 現状報告。諦めと覚悟。

      友達と離れ、それぞれの道を歩み出してはや3ヶ月が経とうとしている今日この頃。 私は絶賛ストレス過多で、大好きな友達の声を聞いているだけでも精一杯で。 まだ聞けているだけマシかもしれない。一時期あったけれど、聞けなくなったもうそこまでになってしまうのかもしれないから。 専門学校とはいえ、サークルがあって、私は勢いと興味だけでふたつのサークルをかけ持ちすることにしてしまった。そして金銭面で親に迷惑をかけたくないからっていう理由でバイトも始めた。 私が行ったのはデザイン系の専

      • 「優しい」の定義。

        「あいおいちゃんは優しいね。」 そんなことないよ、と言えば必ずと言っていいほど「あるよ~!」とかえってくる。 ──優しいってなんなんだろう。 関わりが切れないように、人が欲しかった物を買い与えるのが優しさ?顔色を伺いながら接するのが優しさ? 多分、どちらも違うと私は思う。 とある友人は、人に対してずばずばと物を言うような性格で、時折それが自分を苦しめてしまうこともあるけど、間違いを気づかせてくれる。 多分、彼女の考える優しさが“そういうこと”なんじゃないかな、と思

        • color. 1話。

          __午後2時。目が覚めた。 もう昼飯を摂る時間は過ぎてしまったか。仕方なく冷蔵庫から常備している栄養食のゼリーを取り出す。 今日も学校に行けなかった。これで何ヶ月だろうか。 担任からはとっくに呆れられたのだろう、連絡はもう来ない。 『今日もサボりですか?』 ピピッ、という電子音と共に目の前に現れた少女。 「うるさいな…もういいんだよ。あんなとこ行かなくたって変わらないだろ。」 『そうは言っても、行かないと成績にならないんでしょう?マスター、大してIQが高い訳でも

        • 固定された記事

        書きたいことを描く、描ききれない事を書く。

          現実と理想の狭間で揺れる。

          がた、と揺れる車体。 車酔いしそうだなぁ、なんて思いながらも私はこんな記事を書いている。 そういえば、今朝も車酔いしたっけ。あれは朝一気飲みした珈琲が悪いんだけど、まぁ自業自得だ。 そんなくだらないことを考えながらも、私の頭には、親と友人の何気ない一言が残っている。 「○○ちゃん(友人)はなんでも出来て凄い。」 「それは努力が足りないからだよ。」 …なんて言葉。何気ない一言でも、私にとっては大きなプレッシャーや悲しみに繋がってしまっている。 友人のことは嫌いじゃ

          現実と理想の狭間で揺れる。

          向き合うものが多い時、あなたはどうしますか?

          ──7月27日。午前1時23分。 今、私がこのノートを書き始めた時間帯。 最後に書いたのっていつだったっけ。なんて、遡ったら、なんと去年の9月。 もうすぐ1年経ってしまう。 まだ記事の数は3つだけれど、それでもこれは続けなくてはいけないものだと感じている。 やっと自分と向き合える気がしてきた2ヶ月前、私は、祖母と不定期で行われる話し合い─私は勝手に「自己肯定感を高める会」と呼んでいる─を開いた。 色んな話をした結果、頑張ろう、という結論に陥るのはいつもの事。 で

          向き合うものが多い時、あなたはどうしますか?

          深夜3時、窓の向こうの世界。

          時々私には眠れない日がある。 その日が来るペースは不定期で、でも条件があるから何となく理由は分かる。 1つは「ここ最近我慢していたカフェインの影響」。 そりゃそうだ、と言われてしまうのだが、前日にカフェインを摂ると流石に数十分は眠りたくても眠れなくなってしまう。私は数ヶ月前まで結構な頻度_酷い時は一日に八杯ほど_の珈琲を飲んでいた。それを2ヶ月ほど前から止め、カフェインを極力抑えるように生活していたのだが、その影響か、珈琲1杯だけでも眠れなくなるようになってしまったのだ

          深夜3時、窓の向こうの世界。

          解けない呪いを解く方法。

          朝起きて、朝食を摂って、支度をする。 そこまでは問題なくできる。余裕がない日以外は、私と母、二人分のお弁当も用意する。 なのに私は、学校に行くのが怖い。 高校生になった今はいじめもなく、悪口も大して多くはない。けれど何故か、クラスにいられなくなってしまった。 いられなくなってしまったというと大袈裟かもしれないが、朝、全員が登校して来た頃には頭痛や気持ち悪さを感じてしまうのだ。今日は1時間も耐えられずに保健室へ逃げてしまった。教室に入ってたった20分程しかいられなかった

          解けない呪いを解く方法。