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現実と理想の狭間で揺れる。
がた、と揺れる車体。
車酔いしそうだなぁ、なんて思いながらも私はこんな記事を書いている。
そういえば、今朝も車酔いしたっけ。あれは朝一気飲みした珈琲が悪いんだけど、まぁ自業自得だ。
そんなくだらないことを考えながらも、私の頭には、親と友人の何気ない一言が残っている。
「○○ちゃん(友人)はなんでも出来て凄い。」
「それは努力が足りないからだよ。」
…なんて言葉。何気ない一言でも、私にとっては大きなプレッシャーや悲しみに繋がってしまっている。
友人のことは嫌いじゃない、むしろ好きな部類に入る。…というか、私がしつこく好いているレベルだ。
だから、2つ目の言葉を大好きな友人に言われた時は、悲しさだけが強く響いていた。
1つ目の言葉は友人だけでなく母親も頻繁に言う。
私とその子を比べるのはいつもの事だから、慣れなければならないのだけれど。
何度言われても、何度聞いても、その言葉は私の中で重く、辛く残ってしまう。
私の理想は、「みんなと同じことが当たり前にできて、そこそこ勉強も出来て、自己分析がしっかり出来るような“いい子”」だ。
なのに、「みんなが出来るようなことが出来ず、逃げてばかりの少し変わった“悪い子”」になってしまっているのが現実だ。
体調を崩しやすいせいで寝込むことが多く、休むこともある。そんな私の将来を心配する母親は欠席して寝込む私に「勉強しなさい。何のために休ませたと思ってるの?」なんて言うこともあった。
昨年から酷くなったうつ症状が治る気配は無い。不眠症も悪化してしまっている気がする。
だけど現実と向き合わなければ、私は私の描きたい未来に進めない。
理想を目指し、このアカウントでの書き込みを始めたけれど、多分、きっと、私が理想の自分になれるまでの道のりはずっと遠い。
私は今日も、田舎道を走る車体のように、現実と理想の狭間で揺れる。
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