見出し画像

日記、2023,01,13。

 天気の良い日が続いていたのに、今日は曇りがちと謂うか、今にも雨か雪が降りそうである。こんな日は窓を気にしながら過ごす。
 働いていた時は、常に洗濯物に悩まされていた。いつ洗濯すればいいのか、今日は晴れなのか、晴れのち曇りなのか、曇りのち雨なのか、そもそも仕事に行っていたら取り込むのは夜になる。そうすると、夜露に濡れて湿ってしまうのだ。
 今は年も喰ったし働いてもいないのでそんな悩みは無くなったけれど、天気の具合は同じように気に掛かる。梅雨の時期は勿論だが、冬も洗濯には厳しい季節である。寒いところに住んでいた時は、水道は凍るし洗濯物は板になった。
 とか書いている最中に、外が夕方のように暗くなったので洗濯物を取り込んだ。
 夏は苦手なのだが、服装が楽なのと洗濯物が乾きやすいので、そこだけは好きだ。それ以外にいいところは、取り敢えずない。バーベキューが出来るとか、海水浴が出来るとか、まったく以って関係ない人生を歩んでいるので、夏は苦手と謂うよりも、寧ろ嫌いだ。
 季節など、春と秋だけでいいではないか。何故、極端に走るのだ。走っている訳ではなかろうが、クソ暑かったり霜焼けになるほど寒いのは迷惑極まりない。エアコンを使うので省エネにも影響する。まあ、貧乏人は使わないのだが。
 魔夜峰央の『パタリロ』の舞台は常春の国であったが、恐らく作者もわたしと同じ感覚の持ち主なのだろう。どちらかと謂うと常秋が良いのだが。ただ、冬の良いところは服装を殆ど構わなくても気にならない点である。
 これは本人が気にしていないだけであって、他人は気にしているかも知れない。しかしそんなことは云われなければ判らない。
 どれくらい気にしないかと謂うと、わたしは所謂「寝巻き」を着ないので、一般的な外出着で寝起きしている。なので外出する際は簡易なズボンをジーパンに替え、上半身は冬用のジャケットを羽織るだけである。上着を脱いだとしてもただのトレーナーなので、後ろ指を刺されるほどではない。
 斯様に冬は衣服に関して便利ではあるが、洗濯については問題がありすぎる。梅雨ほどではないが。梅雨はいかん。カビは生えるし物は腐るし、良いことなど何もない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?