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誰かが捨てたゴミを、子供たちは笑顔で拾う。

先日、長男と次男と一緒に
地域のゴミ拾いに参加してきました。

「米野さわやか会」

愛知県小牧市の米野小学区の周辺を
毎月第3日曜日にゴミ拾いする活動。

会長の「末松さん」は、
このゴミ拾い活動をされてもう20年。



20年。



20年間、毎月ゴミ拾いをされています。
20年って、とんでもないですよね。
頭が上がらないとは、このことです。


今から15年程前からは
末松さんの奥様も参加されており、
ご夫婦で「米野さわやか会」を運営されております。




2022年8月。
「小さなゴミが、大きな問題に! みんなで取り組もうSDGs」
という講座が小牧市で開催されました。

この時期、頻繁にゴミ拾いをしていた僕。

なんとも有難い事に
Twitterを経由してお声がけ頂き、
この講座のお手伝いをしました。

写真左:ピンク色が僕。 写真中央:黄色の御方が末松さん。

末松さんとは、この時に初めてお会いしました。


ゴミ拾いを通じて、末松さんの熱い気持ちに触れ
いつか僕も米野さわやか会に参加したい!
そう思い続けておりました。

今回はその想いが叶い
長男と次男と初参加してきました。

お誘い下さった友達家族にも
心から感謝いたします、ありがとうございました!



ゴミ拾いに出発!

小学校で集合した後、
班に分かれてそれぞれ担当のルートを回ります。

この日は30名弱の参加者でした。

僕らは、友人家族と、付き添いのおじいちゃんと
6人1チームでゴミ拾い。




すっげー楽しそう

友達も一緒だったので、
長男も次男もすごく楽しそうでした。

あっくん、色々と教えてくれてありがとう!
(息子のお友達、いつもありがとう!!)




タバコを拾うのに悪戦苦闘

大きなトングで小さなゴミを拾うのはなかなか難しい。
タバコのフィルターとかは特に。

ゴミ拾いをするといつも感じる。
タバコのポイ捨ての異常な量。

本当に止めて欲しい。




暑い中、頑張るこどもたち!

次男は、銀色の長いトングでは
上手くゴミを掴むことができずでしたので
僕のトングを貸してあげました。

普段、僕がゴミ拾いをする時に使うトングなのですが
これが非常に使いやすかったようです。

新潟県、永塚製作所様のマジップ
小さなゴミでも、ほぼ一撃で拾えます。
しかも、ゴミを拾う際に全然力もいりません。

子供たちが今後もゴミ拾いを続けるのであれば
1人1個ずつ、買ってあげようかと考えています。

普通のトングよりも高価ですが、
その価値は十分にあります。
すごく使いやすいです。





誰が一番拾えるか競争
ゴミを見つけて喜ぶ子供たち。悲しい。

次第とゴミを拾うことがゲームになり
誰が最初にゴミを見つけ、
誰がそのゴミをトングで拾うのか。

途中からは完全に競争になっていました。

ゴミを見つける度に、
子供たちが喜んで拾っている姿を見て
僕は悲しくなりました。

何でも楽しめてしまう
子供たちの柔軟さには感心しましたし、
楽しくゴミ拾いをしてくれることは嬉しい。

でも、ゴミがポイ捨てされなければ、
そもそもゴミ拾いなんてする必要はない。

タバコを一生懸命に拾う子供たち。
本当、申しわけなくなりました。

タバコをポイ捨てする大人たちに言いたい。

ほんと何やってんだよ。
もういい加減、ポイ捨てなんか止めて欲しい。




側溝に溜まるゴミ

こういう場所には、特にゴミが多い。
空き缶、食べ物の袋、マスク、タバコ。
マクドナルドのゴミなんかは特に多い。

色々な種類のゴミが大量に落ちている。




楽しそうにゴミを拾う子供たち。

この側溝の右側は、小学校。
小学校の真横の側溝にゴミを捨てる。
どうしたら、ポイ捨ては無くなるのだろうか。。。



念願の「米野さわやか会」に参加でき、
会長の末松さんとも久しぶりにお会いでき、
子供たちと一緒にゴミ拾いができ、

とても楽しく、充実した時間になりました。



それと同時に、
ゴミのポイ捨て、何とかできないのだろうかと
改めて考えさせられる一日でもありました。

ゴミの中でも特に目立つ
タバコのポイ捨て。

タバコのポイ捨てを減らすために
何か僕にできることは無いのだろうか。
ゴミ拾いを頻繁に行っていた当時から
1年以上考えてはいるものの、何も浮かばない。

もし何かお考えがある方が見えましたら、
ぜひ教えて頂けると嬉しいです。




汚いモノを取り除く
ゴミ拾いという活動内容ではなく、

今よりも更に
町を美しくするための活動。

例えば、毎月歩道に花を植えるとか。

マイナス(ゴミ)をゼロに近づける活動ではなく、
現状をプラス(よりキレイな町)に持っていくため。
いつかはそんな活動ができると良いなぁと感じました。



タバコをはじめ、
町に溢れているゴミの多くは
大人が捨てているモノがほとんどだと感じる。

1つの社会勉強・学びの場として
子供たちが楽しく、一生懸命に
ゴミを拾うことは良いことだと思う。

しかし、大人が捨てているゴミを
子供たちに拾ってもらっていることを
きちんと分かっておかないといけない。



ゴミのポイ捨て、本当に止めましょう。



米野さわやか会の皆さま
今後ともよろしくお願いいたします!!




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