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カンボジア最大の「竹建築」から学ぶ「竹」が持つ可能性
先日、人生初のカンボジアに行ってきました。
東南アジア初旅!5泊6日の研修旅行でした。
この6日間はぼくにとって、
人生観が変わるほどの最高な旅であったことを最初に綴っておきます。
NPO法人earth treeの皆さま、
カンボジアの村の皆さま、
現地でお世話になった皆さま、
理解してくれた会社のみんな、
本当にありがとうございました。
先日こちらの記事を投稿いたしました。
こちらの「バンブーベース」はこれから建設されていく施設で「竹」を中心にカンボジアの農村部に雇用と教育の循環を生み出す場所です。
こちらの「バンブーベース」建設に対して、
僕が働く会社「足立熱処理研究所」と
寄付チーム「かつおクラブ」の両方から支援させて頂いております。
今回の研修では、既に「竹建築」の技術を使用し作られた「earth tree ビレッジ」に伺い「竹」の可能性を視察してきました。
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シェムリアップ市内から、トゥクトゥクに乗って村に向かいます。
が、
郊外に出ると道が舗装されておらず悪路の連続。
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時期がクリティカルに悪かったようで、
雨期+道路の舗装時期だったため、
盛られた赤土でぐっちゃぐちゃ。
![](https://assets.st-note.com/img/1720152229356-YQiiBU4WSp.jpg?width=800)
トゥクトゥクが進めず、皆で押します。
ちょっと動けたと思ったら、
ぬかるみにハマり、
降りて、押す。
それを何度も繰り返す。
靴とか履いている場合ではなく、
途中からは裸足になる。
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裸足で赤土の上を歩く気持ちよさ。
ぐっちゃぐちゃでヌルヌルの土の上を歩く。
最高に楽しかった。
僕らはこれを「解放」と名付け
たくさん笑いながら、悪路を歩き続けました。
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現地の人たちもこんな感じ。
ただ歩いているだけなのに
ほんと楽しかったー。
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村に行き着くまでが試練のよう。
でも、全ての経験がとにかく楽しかった。
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視界を遮る物がほとんど無く
どこを切り取っても素敵な景色が広がる。
シェムリアップからトータル約2時間。
遂に目的地である「earth tree ビレッジ」に到着。
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建築物のほぼ全てが竹でできた建物。
本物の竹建築をようやくこの目で見る事ができた。
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あまりの壮大さと美しさに呆気にとられる。
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竹建築の迫力は想像以上。
自然素材でできている建物だからか、
何とも言えない居心地の良さがあった。
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1つ1つ全てが手作り。
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このハンモックももちろん竹。
こちらの「earth tree ビレッジ」に訪れて、
僕が「竹」に感じていた可能性は間違いでは無かったと確信しました。
日本にも世界にも、
竹で困っている人がいる。
その竹を上手に活用すると
こんなにも素敵なプロダクトが生まれる。
そしてそのプロダクトたちは
雇用を生み、人々の生活を支える。
限りある資源を使い続けるだけではなく、
竹のように「害」とされているモノの可能性を最大限に引き出し、有効に活用していく。
「持続可能」という言葉がこれほどしっくりくる循環はそうそう無いのではと感じる程。
竹の可能性は無限にある。
その可能性を引き出すためにも
竹に対する「熱処理」が必要不可欠であることも確信した。
目指している方向は間違いでは無かった。
あとはそれを現実に引きずり出すだけだ。
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写真の赤●のところから、
矢印の方向に指差すその先に
「バンブーベース」の建設予定地がある。
この「バンブーベース」の建設に
「足立熱処理研究所」「かつおクラブ」の両面から支援をさせて頂いている。
「竹」を中心に雇用と教育を生み出す仕組み。
今回の研修旅行を通じて
加藤代表なら絶対にそれができると確信した。
僕らが応援している人、
応援している団体に間違いは無かった。
かつおクラブのみんな、
僕の意見に同意してくれて本当にありがとうございました。
いつか、かつおクラブのみんなとも
カンボジアに行ける日がくると良いな。
会社のみなさん、
結構強引に支援に踏み出してしまいましたが
理解を示して下さり救われる思いです。
いつか会社のみんなとも
カンボジアに行ける日がくると嬉しいです。
カンボジア研修旅行記。
続きは次回の記事にて。
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