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ADHDのいらだち

最近自分の発達障害特性に苛立つことが増えた。

無論発達障害は障害なので、それに伴って日常生活に問題が生ずることは当然なのだが、最近は、自分が中途半端に発達したこともあり、かえって残っている部分に苛立ちが募る。

ADHDは損することばかりではない。僕は自分でも観察力や発想力、緊急時の馬力は効く方だと思っているのだが、それは自分のADHD特性ゆえだと思っている。特に発想力については、思考が散漫であることがむしろさまざまな着想に繋がったり、人と違う視点に結びついたりしている。

しかし、最近歳をとるにつれて新たに実感してきた問題がある。体調不良と誤字脱字である。

僕は自分の体力を正確に把握できない。人よりそこそこ忍耐力はあると思っており、マラソンなんかも得意なのだが、客観的に自分が疲れてるかを把握するのが困難なのだ。なのでもう体力的には限界を迎えているのに気付かず稼働してしまい、自分の体を壊すことがある。

誤字脱字も深刻な問題で、僕は集中していないと始終誤字脱字をする人間である。僕の商売はライターではないが、文章を書くことを仕事の一部にしている。誤字脱字が多いのは非常にまずい。

体調不良、誤字脱字、どちらも僕の長年の欠点だが、未だに解消は難しく、歳をとるに連れて体力も衰えてきた実感がある。とかく睡眠薬をのんでよくねること、時間があれば、マッサージやら湯船やらを活躍して、馬鹿みたいに凝った硬い体をほぐすしかない。誤字脱字についてはもう、推敲を重ねることくらいだ。

体調不良は全てに影響してきていて、僕の場合は如実にメンタルに繋がっている。体調が悪いとメンタルも悪くなり、周囲との軋轢が生まれ、またストレスで体調を崩すという悪循環だ。とかく常に余裕を持って行動して、体を最優先にしたい。それが人に迷惑をかけないことにもつながるだろう。

少し苛立ったので、こんなことだがnoteに書いてみた。元々趣味でやってるブログのようなものでもあり、たまにはこんなトピックでもないトピックについて書くのも良かろう。あえてADHD特性に悩まれている方に言うことがあるならば、我々は自分の体調を把握するのが下手なので、無理矢理にでも休息日を作った方がいいと言ったところか。

今日もお薬を飲んで寝て、明日に備える。社会人になってからは、毎日が自分を試される試練のようでもある。失敗を重ねれば、信用を失い、地獄に逆戻りすることになる。プレッシャーに負けず、気を抜かず。そしてだからこそ休まなくては。おしまい。

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