2020年の個人的総括~留学雑感と政策雑感とメンタルヘルス雑感~
お疲れ様です。アヒルです。2020年もそろそろ終わりということで、2020年最後のnoteとして、2020年の個人的総括をしてみたいと思います。テーマを3つに分けて自分なりの振り返りをしてみようと思います。個人的なメモも兼ねていますのでつまらないかもしれませんが、ご覧いただければうれしいです。
留学雑感
長年にわたり人生の懸案だったイギリス大学院留学(1年)が晴れて終わりました。イギリス大学院留学はそれなりに大変です。健常者にとっても大変だろうと思いますが、自分の現状(発達障害と軽い対人恐怖症)を踏まえると、コロナもロックダウンもあり、よく生きて帰ってこれたなあと思うところではあります。
大学院留学に行くためには様々な準備が必要です。推薦状の準備から自己推薦書やCVの執筆、またIELTSスコア獲得と、ここ数年は仕事の傍ら、ひたすら英語の勉強と留学の準備に費やす日々でした。つくづく留学は自分の人生にとって結構なチャレンジだったのだなと思います。大変でした。
でも幸い終わり、無事修士号を獲得することができました。英語力は一年のイギリス留学だけではまだまだ身に着け切らんところがたくさんあるので、これからも勉強を続けてこうかなと思ってます。語学の勉強に終わりはないなと最近つくづく思います。ひょっとしたら、それが一番の留学の収穫かもしれません。勉強した科目の知識もそうですが、英語力の足りなさを実感することがしばしばでした。とかく英語はアクセントが多く、本気で英語ができるようになるには、様々なアクセントの違いになれるだけのリスニング力を身に着ける必要があります。また自分の発音のコテコテの日本人アクセントに相手をうんざりさせることもしばしばありました。色々な人との会話をして、アクセントになれることが必要かと思います。TedTalkとかを駆使して身に着けていこうと思います。
今でもReading力はGuardianやJapantimesの記事はすらすら読めるくらいではキープできています。Guardianで提供している無料のPodcastも大体7~8割くらいは聞き取れるのでこれが9割になるように頑張りたいと思います。スピーキングですが、今のところはオンラインの英語カウンセリングも受けていて、それが英語の勉強代わりにもなっているのでまあいいかなと思います。
政策雑感
日本のコロナ政策についても大体noteでまとめさせてもらった通り、興味深く?ウオッチしていました。個人的な感想で言えば、日本のコロナ政策が日本国民から不人気なのは、政権への不信感もさることながら、政策の透明性という考え方がまだ根付いていないからなのかと思います。
例えば、私がイギリスにいたころは、(あっちの方がコロナの被害がはるかに大きかったからかもしれませんが)毎日閣僚がテレビに出て必要なコロナ対策とマスコミからの質問にテレビ中継で答えていました。首相も定期的に出演されてました。また、国民の中から質問者を選んで直接閣僚や首相が答えたりと、自分のやっていることをいかに国民に理解してもらうかに非常に熱心だったように思います。それと比較して、日本ではそこまでの透明性と熱意がなかったように感じます。
安倍前総理や菅総理のTV会見を見ても、回数自体が圧倒的に少ないせいか、あまり日本政府の考え方が伝わってくる気がしません。やることは何となくわかるのですが、政府が何を考えているのか、意思決定プロセスがどうなっているのか、それが非常に分かりづらく、不信感の種になっているような気がします。この不信感を払しょくするためにも、もっと積極的に閣僚や総理自らが、自分たちの政策に通底する論拠を提示していくべきだったのではと思っています。あとは国民からの直接の質問に答える機会を持つとかでしょうか。あれは本当にいい試みで、是非やってほしいと思います。(英国ではボリス首相がfacebookのliveか何かで直接国民からの質問に答えてました)そんな洒落っ気がガースーにあるのかは分かりませんが。あっでも、安倍前総理もいいともに出てたっけ。何はともあれ、コロナ騒動はしばらく続きそうなので、政府の対応が気になるところです。
下記の記事でコロナとかGoToについての雑感をまとめています。ご覧ください。
発達障害雑感
最後に、発達障害…というか、自分の症状に対する雑感です。発達障害もそうなのですが、最近は発達障害以上に、二次障害である対人恐怖症の方がより深刻じゃないかという気がしてきています。とかく人と会うのが苦手でおっくうです。怖い。
薬を飲んでいるお陰で社会生活は、(薄皮一枚の「表向き」)問題なく遅れていると思いますが、薬の飲みすぎのせいでいまいち体調が優れず、思うようにいかない感じになっています。発達障害でつらいのは、発達障害の症状があまりに様々なこと、スティグマが非常に大きいこと等、色々ありますが、往々にしてアルコール中毒などの二次障害を招きやすいことです。
自分のケースの場合は、発達障害の症状が原因でよく攻撃されてきたせいか、対人恐怖症の気が強く、人といると気を張ってしまいすぐに疲れる傾向があります。それを防ごうとして薬を飲みすぎると、かなーり肝臓や体に別の負荷がかかってしまいます。投薬そのものはよいと思うのですが、どうバランスを取っていくか、自分の体で人体実験()をしていく必要があると思っています。気が重い…。
いずれにせよ、対人恐怖症の症状ばかりはずーっと付き合っていくにはきつすぎるのでどうしたものかなあ、と、2021年はこの症状を頑張って直していこうと思います。
終わりに
何はともあれ、色々あった2020年でした。恐らく良くも悪くもいろいろな人々にとって記憶に残る年になったのではないでしょうか。本当はもっと書くべきことがあるのかもしれませんが、あまりにも個人的すぎるのでこの程度にしておきます。
Noteを読んでいただいた皆様、ありがとうございました。2021年も気長に書いていくつもりですが、よいお年をお迎えください。
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