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カウンセラーの相性と選び方

こんにちわ。アヒルです。本日はカウンセラーの相性とそもそものカウンセリングの意味について雑感を書いてみようと思います。カウンセリングを受けている方で、メンタルに問題を抱えた方々は多数いると思います。しかし、そもそもそういった方々がカウンセリングを受ける意味とは何なのでしょう。私は精神科医でも心療内科医でもカウンセラーでもないので、一(発達障害者の)患者としての雑感しか書けませんが、少し考えてみることにします。

① 話すことで状況を整理

一番最初の効能ですが、話すことで状況を整理できることが挙げられると思います。自分の目から見た自分の状況と、他人から見た自分の状況は違います。カウンセラーの人と対話しながら自分の考えを話すことで、自分が現在どういう状況下にいて、何を悩んでいるのか、そのためにどうすべきなのかといった状況を整理することができます。

ただし、ここで考えておきたいのは、たいていの悩みは既に解決方法を相談者が既に分かっているということです。例えばブラック企業等の職場でパワハラやセクハラに悩まされている患者がいたとするときに、解決する方法はおよそ転職する(現在の状況では難しいですが…)ことしかありません。なので解決方法は分かっていながら、リスクを恐れてそれを実施できないことに問題の根本があります。このような時にはカウンセラーの問題を整理する機能は必ずしも意味がありません。

② 話すことで気を楽に

たとえ何の状況の整理にならなくとも、話すことそれ自体に安らぎを覚えることができます。私が思ういいカウンセラーの第一条件として、あなたのことをジャッジしないことが挙げられます。(私のカウンセラーの受け売りです。)あなたの話を聞いて、裁判官のように、それはあなたが悪い、悪くないと話すのはカウンセラーの役割ではありません。彼らはあなたを裁くためにではなく、救うためにいるのです。あなたのことをジャッジするカウンセラーはその意味でカウンセリングの職分を逸脱しています。

話すことはいつだってメンタルヘルスの整理に役に立ちます。私が書いているこのnote自体がそうなのですが、人はコミュニケーションして共感を売ることに安らぎを得る傾向があります。カウンセラーからの共感があなたに安らぎを与えることは、カウンセリングの役割として極めて重要です。

③ 認知のゆがみを直す。

個人的に一番重要だと思うカウンセリングの役割は、認知のゆがみを直すことです。認知のゆがみとは、思うに、どこまでが事実でどこまでが自分の考えなのかの境目があいまいになっている状況のことを指すと考えています。たとえば…「AさんとBさんが小声で何かを話している。そこで私の名前が出た」は事実ですが、「AさんとBさんが小声で何かを話している。そこで私の名前がでた。彼らは私の悪口を言っている。AさんとBさんは私を貶めようとしている」の太字部分が認知です。この場合太字部分は厳密な事実ではなく、事実を解釈した自分の中の考えなのですが、メンタルヘルスに問題を抱えている人は、この太字部分と事実の部分の境がつきません。この認知のゆがみを直すことがカウンセリングの一つの役割だと思います。

勿論太字部分が実際に起きているかもしれませんが、重要なのは細字と太字の境を自分で認識できることです。さもないとどんどん落ちていってしまい、この世のすべてが自分の敵になってしまいます(経験あり)。この認知のゆがみを直すことがカウンセリングの重要な役割だと認識しています。

④ 未来に希望を持たせる

最後の役割は、未来に希望を持たせることです。未来に希望を持つことは、だれでもいつでもできます。これこそ心の持ちようで、未来に希望を持つのには、お金も信用も彼女も友達も必要ないです。この希望を持たせる部分をできるかがいいカウンセラーだと考えています。

こんなところでしょうか。カウンセリングといっても相性の良し悪しが如実にあるので、カウンセリングの相手と相性が合わないと感じたのであれば、いっそやめて次の人に変えるべきだと考えます。なお、①、②、④の役割は、実は占いでも代用できるので、というか④に関しては占いのほうがより上手だったりするので、よかったら試してください。駄文を失礼しました。アヒルでした。


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