音楽の価値

 今日もお疲れ様です。あひるです。

 最近はインターネットのおかげでいろいろなことが便利におトクになっていますが、自分が得に便利だと感じているのは音楽ストリーミングサービスです。月額を支払えば有名アーティストの楽曲が聞き放題、というアレです。
 今まではレンタル屋さんで新作から旧作になるのを待ってから借りて、PCで取り込んで、音楽プレイヤーに入れて…みたいな面倒くさいことをしていたわけですが、今となっては配信日にアプリを開けばもう聞けるようになっているという素晴らしさ。

 しかし、あまりのお手軽っぷりにだんだんと一曲一曲のありがたみがなくなってきていたのも事実です。

 そんな折、あらゆる曲を網羅するストリーミングサービスが対象としていない楽曲が欲しいと思う機会がありました。
 以前のようにレンタルして…というのももはや面倒くさすぎてできないので、ネット経由で購入することにしました。そうなると当然、1曲に対してお金を払ってダウンロードするわけですが、思ってしまいました、「あれ、音楽ってこんなに高かったんか」と。

 あまりに当たり前に聴き放題になると、その分新しい曲に対してのありがたみというか、価値の重さを実感する機会が失われていきます。曲ひとつを創るのにも数多くの方々の手がかかっているのであり、まさに無から有を生み出す創作活動はなにより尊重されるべきものだと思うので、この感覚を忘れてはいけないなと思います。

 音楽を、大切に味わっていきたいなと感じたとある日でした。

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