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きょうだいの話

今日は先週あった嬉しい出来事を書いてみます
ほんとは結論ファーストでかきたいのですが、今日はストーリーが長いので過去からスタートします(笑)

これまでの関係と背景にあるもの

私は下に一人きょうだいがいます。(以下S)Sと私は生活リズムが真逆すぎてもう何年とまともに話していませんでした。いや私の反抗期も相まってか(笑)にしても、その後リズムが同じでも話さなかったかもしれません。なんだかわからなかったのです。Sが何を考えているのか、何が本音なのか、唯一発したその言葉の中のどれが本心なのか。ただ、”ウチ”は本音や考えを親に気軽に話せたりする場ではないのでSも私と同じように本音を隠している?という唯一の頼みの共通点がある。そんな現状でした。

Sの性格は万年反抗期、さらに父がASDなのでSはグレーゾーン。そのバックグラウンドを持ったうえで無口だったので、より一層わからなかった。よく周りからは仲いいの?似てるの?性格は?なんて聞かれるけど、その度にちょっと複雑で、仲いいとか悪いとか好きとか嫌いとかそういう域にも行けてないってどうなんだろう。異常なのかな。なんていう外からの目も気にしたりしたこともありました。へらへらするのが特技の私は、外ではとりあえずその話題も全クリ!Haha

でも本当はきょうだいだからちょっと心配で、気にかけたくて、向き合わなきゃいけない問題だよなあと思いつつも、どうやってコミュニケーションをとったらいいかわからなかった。何が心配かって、ASDの特徴(別の回で書きます)を持っている分交友関係が難しそうで、友達が全然いないのは明らかだったから。このまま放っておいたら孤独になって苦しんでしまうのではないかと思いました。Sにとって今自分がどんな存在かわからないけど、どんなに口数が少なくても、何が気に食わなくても、ほんとにほんとに困ったときに頼れる存在にならないと、と思いました。

そうはいっても難しい!!そこでずうー---っと昔のわちゃわちゃ2人で遊べていた小学生のころを思い返しました。

は!!この子はなんでもかんでも私のマネして後を追ってくる子だった!

おいおいなんて安易な。でも私はビビっと来たら行動なので、まずは自分がオープンになることにしました。そしたら真似するかなと。私はインスタのストーリーを謎の意地によりSに非表示にしていました。なんか母にチクられたらいやだし、Sは自分のこと何も話さないのにこっちのプライベートばっか知られたらアンフェアじゃん、と思っていました。私も悪かったのです。くだらなすぎて反省しています(笑)そこから友達載せてただげらげらしてるvideoも、活動の報告もオープンにしてみました。

すると、この安易なアイデア以外にも功を奏しました。
Sのストーリーがチラチラっと動き始めたのです。歓喜
そこから「今日のあれどこいってたの~?」なんて普通の会話ができるようになりました。とはいえラリーは1回まで。そこから深堀は遮断されます。たぶんこれ以上ぐいぐいで行くと扉を閉じてしまう。そんな気がして様子見。

そんなこんなで1年半くらいたった気がします。
嬉しい日は突然でした。
つづく



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