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わたしは思い出す

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「わたしは思い出す」に関する最新情報。制作日誌、編者への一問一答、出版レーベルを始める経緯、展覧会の記録など。https://aha.ne.jp/iremember/
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2022年3月の記事一覧

日記再読の風景 かおりさんへのインタビューはどのように実施されたのか

企画立案と予備調査についてQ.『わたしは思い出す』を制作するきっかけは? 2020年7月5日、せんだい3.11メモリアル交流館から「10年目の3.11の迎えるにふさわしい企画を」と企画展のご相談をいただいたこと。 Q. 企画を練るために最初にしたことは? 8月28日から9月1日にかけて、仙台市内にて予備調査を実施した。 Q. 予備調査のヒアリング先は? 「海辺の図書館」「3.11オモイデアーカイブ」「海岸公園冒険広場」「3がつ11日をわすれないためにセンター」、沿岸部(荒

かおりさんの育児日記が問うもの─『わたしは思い出す』展ができるまで

10年の節目になにを展示するか飯川 せんだい3.11メモリアル交流館(以下、交流館)」は、地下鉄東西線の終点である荒井駅と一体となった複合施設です。もともとは別の目的の施設が入る場所だったんですが、2011年に地震が起こったことで、震災のメモリアル施設として2016年に開館しました。私は開館から2ヶ月後に、所属先の財団が施設の運営を受託することになった2016年4月から2021年3月までの5年間、スタッフとして在籍しました。私を含めスタッフはみな震災メモリアルの専門家などでは

書籍『わたしは思い出す』予約開始に寄せて

10年目の3.11にふさわしい企画を考えてほしい。 地震の記憶を継承するための展覧会を『せんだい3.11メモリアル交流館』から依頼されたのが、本書刊行の発端です(2020年7月)。一見して復興が進んでいる「被災地」。しかし、本当にそうなのだろうか。10年目に着目するだけでは見えてこない風景がある。3月11日のことを尋ねるだけでは聞こえてこない声がある。これまでの10年に散在する《非日常》の微小なかけらを丁寧に拾い集め、輪郭を与え、これからの10年に手渡す。そんな取り組みが、

『わたしは思い出す』の4つの見所

実在するひとりの女性が綴った11年間の育児日記。 その再読と追憶のことばを記録した書籍『わたしは思い出す』。 本書の刊行に先立ち、5月11日まで先行予約を受付中です。 ここでは本書の見所をご紹介します。 [先行予約の受付は終了しました] [最終更新=2023年1月1日] AHA!は、家族アルバムやホームムービーなど、全国各地で「私の記録と記憶」の価値に着目したアーカイブ・プロジェクトを展開してきました。本書は『せんだい3.11メモリアル交流館』での展示をきっかけに制作されま

あなたの《わたしは思い出す》神戸篇

このページでは、デザイン・クリエイティブセンター神戸[KIITO]で開催された展覧会「わたしは思い出す 10年間の育児日記を再読して展(2023)の会場内で記入されたアンケートを掲載しています。 2003年9月15日 「父の骨の納骨に行く日です。車で家族を乗せて私が運転して納骨に行くことをになっていました。前夜に家族が久々に実家に集まったのでカキ(海の方)を食べたのですが、どうもそれにあたってしまったらしく、夜中に病院に運ばれて、点滴で治療をしていただき、無事に納骨のために

展覧会の記録|せんだい3.11メモリアル交流館

撮影=佐々瞬 『わたしは思い出す』刊行先行予約、5.11まで受付中。[先行予約の受付は終了しました] 詳細はウェブサイトへ。 https://aha.ne.jp/iremember/

展覧会の記録|デザイン・クリエイティブセンター神戸[KIITO]

撮影=水野雄太(AHA!) レビュー わたしは思い出す 10年間の育児日記を再読して:artscapeレビュー|美術館・アート情報 artscapeそのとき、「日記」という他人に見せることを前提しない個人的な記録は、時間の歩みを歩行で辿る身体化された行為を介して、記憶をartscape.jp

AHA!の出版レーベルはじまります

小さな記録の誕生日を祝おう。 AHA![Archive for Human Activities / 人類の営みのためのアーカイブ]は〈私〉の記録と記憶に着目したアーカイブ・プロジェクトとして2005年に始動しました。8ミリフィルムや家族アルバムなど、「小さな記録」の価値を共有するためのプロジェクトを各地で取り組んでいます。 AHA!が大切にしていることは、〈だれか〉の記録をきっかけに〈わたし〉のまなざしがつくられる、そんな集いの場をひととき、ひとところにつくることです。