見出し画像

AHA!の出版レーベルはじまります

小さな記録の誕生日を祝おう。

AHA![Archive for Human Activities / 人類の営みのためのアーカイブ]は〈私〉わたくしの記録と記憶に着目したアーカイブ・プロジェクトとして2005年に始動しました。8ミリフィルムや家族アルバムなど、「小さな記録」の価値を共有するためのプロジェクトを各地で取り組んでいます。

AHA!が大切にしていることは、〈だれか〉の記録をきっかけに〈わたし〉のまなざしがつくられる、そんな集いの場をひととき、ひとところにつくることです。あらたに始める出版レーベルは、“本”というメディアを介して、かつてといま、こことどこかをつなぎ、〈わたし〉ともうひとりの〈わたし〉の記憶を分かち合うための小さな場を点在させる試みです。

本は贈り物のように、ここではないどこか、〈わたし〉ではないもうひとりの〈わたし〉へと届きます。ページをめくるとき、だれも知らないあなたの記憶が再生されますように──。

A Happy Birthday to Your Little Record!

書店のみなさまへ

AHA!は「小さな記録の価値を小さなまま届ける」ことを目指し、非営利組織の小規模な出版レーベルとして、最初の一歩を漕ぎ出します。小さな記録の価値を、ぜひ書店のみなさまと一緒に多くの方へお届けしたいと願っております。

レーベル第1弾となる『わたしは思い出す 11年間の育児日記を再読して』(2022年6月11日刊行予定)は、直取引を軸として、書店さまへの卸販売も行う予定です。

これからすこしずつ書店さまとのお付き合いを増やしていきたいと考えております。もし、本書の取り扱いにご関心をおもちの書店さまは、以下のメールアドレスまでお問い合わせください。取引の準備が整いましたら、刊行のご案内をお送りいたします。

AHA! 出版レーベル(担当=水野)
info[at]aha.ne.jp

『わたしは思い出す』刊行

先行予約、5.11まで受付中。[先行予約の受付は終了しました]
詳細はウェブサイトへ。
https://aha.ne.jp/iremember/

AHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]
《私》の記録と記憶に着目したアーカイブ・プロジェクト。NPO法人記録と表現とメディアのための組織[remo]を母体として2005年に大阪にて始動しました。これまでに、記録集『はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす』(武蔵野市立吉祥寺美術館、2017)、ウェブサイト『世田谷クロニクル 1936-83』(生活工房、2019)などの企画・編集を担当。2022年からは、出版レーベルとしての活動も開始。本書『わたしは思い出す』は、その第1弾です。「小さな記録の誕生日を祝おう」がプロジェクトの行動指針。
https://aha.ne.jp/

NPO 法人記録と表現とメディアのための組織[remo]
メディアを通じて「知る」「表現する」「話し合う」といった3つの視点で活動する非営利組織。2002 年に大阪で設立。メディ ア・アートなどの表現活動を促すほか、「文房具としての映像」という考え方の普及、映像を囲む新しい場づくりなどを行っ ています。例えば、1)6 つのルールに則って撮影された映像を鑑賞しながら話し合う映像の句会「remoscope」、2)はじめて出会った人たちが脚本から鑑賞までの映画づくりを 3 時間で行う「ご近所映画クラブ」、3)みずからの声をみず から伝えるメディアづくりを海外の事例から学ぶ「Alternative Media Gathering」などの活動があります。 https://www.remo.or.jp/