視聴後感想:サバイバルファミリー

小さな子供がいるので連休を自宅で過ごすとなると中々自分の時間がない。なんだかんだと食事の用意や遊びの相手をしているだけで一日が終わってしまう。

いや、これは幸せな時間の過ごし方なのかもしれないが、読書なり映画なりのインプットもしたいところ。

1日だけ10時頃に家族が寝静まりAmazonPrimeのウォッチリストの中から「サバイバルファミリー」を選択。

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以前、予告で見て気になっていた映画だ。

あぁ、すみれさん!何もそんな冴えない前世が秀吉様だったみたいな人と結婚しなくったって…

私は評論家ではないので単に感じたことを書くだけだが、都会(というか電気・水道・ガスの自前での作成手段がない文明的な生活すべて)で暮らしている日常って非常に便利で・綺麗で当たり前の事ががいかに尊いのかを思い知らされた。こんな環境で子供が育てば、そりゃ田舎なんか退屈だしなんだか土臭いし魚は丸のまま出てくるは畑から収穫した野菜には虫がついているなんてことが日常茶飯事で、ダサいとか以前にそこへの対応が困難だと思う。知らず知らずのうちに誰かがやってくれた綺麗な状態のものを触ったことしかないのだから。

自分もせいぜい普通の魚は頑張ったらある程度3枚におろせる程度で、昔祖父の家に行ったときに近所のおじさんが鰻を持ってきて捌いてくれているのを見たときにこれは無理かもと思ったものだし、芋ほり手伝うと必ずムカデに遭遇するのが嫌だったし、鶏を潰して食べていたみたいな話も聞いたことはあるがいざ自分ができるかと言われるとかなり覚悟がいる。鶏肉、大好きだけど。

今自分が触っているものがどのような工程・過程を経て自分の手元にあるのかを知らない、わからないっていうのは結構致命的でトラブルが起きたときに対処ができないという事に直結する。

分析でも1次情報(生データ)に触れましょうとかよく言うのだけど、考えてみるとプログラムでも使っているモジュール等をなんとなく使っている人と、具体的にどのような計算が背景にあって入出力が出ているかを理解している人とでは間違いが後者のほうが圧倒的に少ないし、ある意味慎重に精度の高い仕事をしている人が多いように思う。自分の頭で考えて仕事できているかどうかってところがここにある。

最近アウトドアブームも再燃してしまっているようだが、あえて不便な環境に身を置いてしばらく時間を過ごしてみるのってかなり重要な事だと思う。だからなんか上っ面だけ(に感じてしまう)キャンプ場の手ぶらBBQとかグランピングとかには違和感があるのだなぁと思った次第。(個人的な意見です)いや、まあサークルや職場のレクリエーションの幹事とかが負担を減らしたり集客に苦労しないためにっていう選択肢があるのはわかるのだけどね。。。

コロナ明けどんな業界が盛り上がるのかなぁ。みんなレジャーに使う資力や気力が残っているかがわからないけど、密も避けられる(一部除き)レジャーとしてアウトドア関連銘柄行っときます?

サポート大変感謝申し上げます。これからも頑張ります。