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編集者はなぜスゴく見えるのか。

先日、ログミー社内で編集者向けに勉強会の第1弾を実施しました。

クリエイティブの世界は徒弟制度的なことが多く、クオリティ管理をするとなったときには、マイクロマネジメントになりがちです。アシスタントとして従わせてOJTで指導して、少しずつ権限移譲をするのは、スタッフのキャラクターに合わせてカスタマイズできるので良い面もあると思うのですが、私が今それをやろうとすると、まずは私が分身の術を習得する必要があるので、止めました。

まず、最初に話をする上で意識したのは、本質を理解してもらうことでした。わかりやすいハウツーはいくらでも手に入りますが、ハウツーは組織内での再現性を高めるために効率的に見せているため、表面だけをなぞって取り入れていると応用が効かず、その後の変化に対応できずにシュリンクします。

200人以上の規模の会社の社歴の方が遥かに長い私が言うのは気が引けますが、スタートアップでは、スタッフの主体性がグロースに不可欠だと考えています。なので、スタッフ間が本質の理解の解像度を高めるための話をしました。

どんな話をしたかというと、編集者が世の中に発揮する価値と、編集という行為の分解です。少し抽象的ではあるのですが、スタッフからは、晴れやかな表情でポジティブな感想をもらって、ホッとしました。

|サマリー|
■編集力は、〇〇を起こすために使うもの
■編集者は主役じゃないけど、中心で采配する人
■モノサシ(基準)とコトバ(伝達)を磨こう
■人間は、自分が認識している以上に、物事を自分の都合で見ている




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