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ドリブル塾を考える

どーもあぐおです!

先日、Twitterでドリブル塾に対して議論していたのを見て私なりの見解を述べようと思います。

目次
⑴ドリブル塾とは
⑵肯定派の意見
⑶否定派の意見
⑷私の見解


⑴ドリブル塾とは

そもそも、ドリブル塾とは何か。

簡単に言えば、ドリブルの技術向上を目指すスクールとなります。主な練習メニューはドリル形式のトレーニングや、1vs1など個の力を伸ばしていくものですね。

また、YouTubeでもこういったドリブル塾のような活動があります。代表的な方としてドリブルデザイナーこと岡部将和さんを挙げます。
彼はYouTubeをはじめnoteや書籍、オンラインサロンなど様々な媒体を通してドリブルの理論を広めています。

もう少し解釈を広げると、今回の議論にはドリブルだけでなく、対人の守備やキックなどサッカーの技術を抜き出して、そこだけをフォーカスしたもの、となりますね。


⑵肯定派の意見

①わかりやすい
→サッカーの試合を見て技術を分析するよりも、いわば専門の教材を見て学べるため、理解しやすい。

②見ている人が多い
→特にドリブルデザイナーの動画は、私の所属していた部活でも見ている人が多かった。
→無料かつ動画な場合が多く、とっつきやすい。


⑶否定派の意見

①サッカーに活きない
→サッカーで必要なのは技術そのものよりも、いつどこで使うかのタイミング。そこまで教えなければ意味がない。

②深入りしすぎる
→他にも伸ばすべき技術がある。


⑷私の見解

結論から申しますと「あっていい」です笑

サッカーに活きない、とありましたが、活きます。タイミングなんてものは後から教えられます。特に育成年代であれば好きなプレーを中心にサッカーを好きになることが大切です。

深入りしすぎる、とありますが、これは戦術家に対しても言えます。戦術もサッカーの一部に過ぎません。私も戦術大好きですが、サッカーの戦術に完璧なものはありません。ピッチで戦うのはあくまで選手です。
様々な選手を活かすための戦術を作れないことを棚に上げてはいけません。私は均一な選手を綺麗に揃えるより、個性豊かな選手を目一杯活かすサッカーを作り上げればよいと考えています。

日本人の多くは(この日本人と括るのは好きではないですが)0か100かで物事を考えすぎます。要はバランスです。職人文化のある日本人の気質にあった専門性を高めること。外国の先進的なトレーニングを取り入れること。全てバランスです。

偏らないようにする考えに偏ってはいけません。サッカーに答えがないのに、0だ100だと議論すべきではないのです。


私が今後指導者を目指していく中で、選手たちをプロにすることが全てだと思いません。
好きなプレー、好きな選手、好きなチーム、好きな戦術、好きなゲーム、、、
様々な方向からサッカーを好きになってもらい、好きであり続けてほしいと考えています。

活かせない、ではなく、活かす。

ポジティブな議論が増えていけばいいなぁと思うあぐおでした。

以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いします!


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