📚社会人にプログラミングに興味を持ってもらうには／TOU 3学期の科目履修の成績が出ました

2023年12月16日 15:55

2023年12月9日、土曜日。
ここではおおさきの趣味と学びの記録や、開発・執筆作業の進捗について書いています。

今週は久々にプログラミングに触れて新しい動きがありました。大学の科目履修の方も成績が出てひとつスッキリしたので、そのお話を書いていきます。

社会人にプログラミングに興味を持ってもらうには

12月11日（月）に、地元の農家仲間とプログラミングのお話をしました。

僕の以前の記事（📚002）で書いた、農家の共同作業で使っているLINE Botを一緒に使っている仲間です。仮にA君と呼びます。

A君は「LINE Botを自分の農場のパートさんの時給管理に使えないか」ということで以前から興味を持ってくれていたので、農作業が落ち着いている今時期に一度、お話してみることになりました。

サンプルとして簡易的なLINE Botを用意して、ブラウザで動くGASっていうのを使って、こんな感じでプログラムを書いて動かしているんだよー、というイメージを伝えながら、どんなツールが欲しいのかについて話を聞きました。

自身で理解して作りたいのか、ただ使えれば良いのか

僕はアプリ制作に興味を持つノンプログラマーが一人でも増えて、この楽しさを共有できたら良いなーと思っています。

今回ひとつ心配事としてあったのが「A君が自分で理解して作りたいのか、ただ出来合いのものを使えれば良いのか、どっちなんだろう？」ということでした。

前者の場合は（僕にとって）理想で、僕は道筋を提示すれば良いなと思っていました。ボールはA君が持ち、僕はたまに来るパスを返す役割となります。サンプルで作るのもあくまで参考資料として渡せば良いので、僕が細かく設計を考えたりコードを書いたりする必要はほとんどありません。

ですが、後者の場合は（僕にとって）やっかいで、僕が開発者の役割を担って設計・開発・保守を行う必要が出てきます。ボールは僕が持ち、パスのやりとりも多く必要になります。これでお金をもらう気はないのでボランティアとしてやることになりますが、果たしてそれでお互いにプラスになるでしょうか。

このあたりも全部お話したうえでのA君からの返答は「自分で基礎を勉強してトライしてみたい」ということでした。彼の家系は「わからないものは使わない」がモットーらしくて。正直、普段の付き合いからこのような答えが返ってくるという安心感はありました。

そんなこんなで、まず手を動かしてGASとLINE Botで遊べそうな記事を紹介したり、GASの基礎を学べる書籍やノンプロ研の講座を伝えて、楽しくお話しましたとさ。

プログラミングをはじめるまでの3つのハードル

今回のやりとりから、ノンプログラマーの社会人がプログラミングをはじめるまでの過程を整理してみました。この過程には、次の3つのハードルを超える必要があると思います。

欲しいもの・実現したいことがある（興味・関心を持つ）
自分にもできるかも？と身近に感じる（できそうと思える）
具体的に手を動かす道筋が明確にある（行動できる）

まずは、普段の生活の中から実際に欲しいものや実現したいことを考えたりして興味・関心を持つこと。これがないとそもそも、始めようと思いません。

次にいくら興味があったとしても、はじめてのことに対して行動に移すハードルはなかなか高いです。これには気持ちの面でハードルを下げることと、具体的に行動できる道筋を提示するという両方が重要そうです。

今回はこの3つが上手いことクリアできた感じがします。まず始めてみてもらえたら、ここから「プログラミングを挫折せずに続けられるかどうか」は次のフェーズ。

TOU 3学期の成績と自主学習の進め方

科目履修の成績が出ました

12月13日（水）に、東京通信大学の3学期の成績が出ました！
今回受講していた科目は次の2つでした。

ハードウェア総論I
インターネット技術I

結果は無事、2つともS評価。

今学期は2科目だけの科目履修だったので、十分に余裕がありました。小テストは毎回10点（再受験した回もありました）を確保、単位認定試験も資料を見ながらじっくりやれたので、間違えててもハードウェア総論の1〜2問だろうなーという感触がありました。

はじめての授業でコツを掴むまで時間がかかったので、正科生になる前に科目履修で受けておいて良かったです。

今後の自主学習をどう進めるか

3学期の授業を受けながら、ただ授業をこなして単位を取るだけでは勿体無いので、どうやって自主学習をするかを探っていました。

これには、授業でざーっとキーワードを聞いたのちに「何らかのテーマでまとめ直す」という作業をするのが良いように思います。

例えば「キーワード同士のつながりをマインドマップ的にまとめる」「人に説明するつもりで文章化する」「何らかの発表に使うためのスライドを作る」などなど。僕は今回、TOUの授業シラバスに書かれている【目標】に対して、自分の言葉で説明できるようにまとめることで理解を深めました。

そのひとつが、以前の記事（📚002）でネットワークの階層モデルについてまとめた内容です。今後、できればもっとアウトプットを増やしていきたいですね。

基本情報技術者試験の進捗

最後に試験勉強の進捗を。

今週はこちらの問題集で過去問題形式の試験A・Bの対策問題①をやりつつ、合間でインプット学習を行いました。

ここまでの点数の推移まとめ。

試験A（目標点6割↑）

11/16 サンプル問題 30問/60問（5割）
12/4 サンプル問題 45問/60問（7.5割）
12/10 対策問題① 42問/60問（7割）

12/10の結果は目標点を超えてはいますが、インプット学習をしていなかった「ソフトウェア」「ハードウェア」の分野と「システム開発」の分野が全滅でした。。。

試験B（目標点6割↑）

11/17 サンプル問題 17問/20問（約8.5割）
12/15 対策問題① 18問/20問（約9割）

試験Bはパズルみたいで、解いていてただ楽しいです。こちらは特別な対策はいらなさそうです。

今後の対策

本番までのあと1週間は、次のようにします。

試験A対策：もう1回分くらいの対策問題と、ここまでの試験問題で間違えところを再度やっておきたいです。新しいインプットはこれ以上しませんが、「ソフトウェア」「セキュリティ」「システム開発」「マネジメント」あたりはノートを見直したい。
試験B対策：ここまでの試験問題で間違えたところだけ振り返っておきます。

雑記

TOUの4学期の授業配信は、12月22日(金)からスタートです。もう来週なんですね。そして基本情報技術者試験も、試験日がもう来週12月23日(土)にせまっていました。がんばります。

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